日本人女性にとってはお馴染みの化粧品シリーズ、ドモホルンリンクル。
親子2世代に渡って使用しているという方もいるのではないでしょうか。
そんなドモホルンリンクルが、この秋ついに中国に進出しました。

Tモールグローバル(天猫国際)でミニセットを販売
株式会社再春館製薬所は、2021年9月22日(水)より、WeChatミニプログラム及びTモールグローバル(天猫国際)といった越境ECを活用し、同社が製造・販売する基礎化粧品ドモホルンリンクルを中国市場で販売開始しました。

中国で最大のモールである「Tモールグローバル(天猫国際)」に旗艦店をオープンし、基本4点ミニ、ドモホルンリンクル8点ミニ、基本4点ハーフセットを販売。継続して購入したい人は、自社のWeChatでドモホルンリンクル8点を購入できます。

また、中国進出に伴い、再春館製薬所の公式アカウント(WeChat、Weibo、RED)にて中国のユーザーに向けた各種コミュニケーションが実施されています。

英語サイトから海外のユーザーが個人輸入していたドモホルンリンクル
再春館製薬所は、自社で製造・販売する基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の海外展開を2011年香港からスタートし、2012年に台湾、2018年にはタイでの通信販売を開始しています。

ところが香港事業は業績が予定より伸びず、2014年にクローズ。当時広東語と英語のWEBサイトがあり、クローズに伴い英語サイトだけを残していました。
するとクローズ後、ドモホルンリンクルを使用していた多くの香港のユーザーによって口コミが広がり、残された英語サイトからカナダやニュージーランドなど、40か国から個人輸入の形で商品が購入され続けたのです。

特に香港から近い中国にファンが増え、「もっと友達にすすめたいから、中国でも販売してほしい」というリクエストが多く寄せられるようになったのをきっかけに、中国での展開が決まりました。

「国内と同じ商品品質、応対品質を提供」ドモホルンリンクル海外展開のこだわり
海外で販売する場合、現地に商品を卸して代理店が販売するのが一般的ですが、再春館製薬所は、「海外のお客様に対しても、日本のお客様と同じ品質の商品とサービスを提供する」ことを目指し、さまざまな工夫をしています。

商品:
新鮮な商品を届けるため、2週間分だけを現地に輸送。日本と同じく時間指定での宅配可能。
価格:
世界中で同じ価格を実現。
顧客対応:
フリーダイヤルにかけるとIP回線で熊本本社のコールセンターに接続。台湾・タイ・香港・中国の出身者(正社員)にノウハウを共有・教育し、海外のユーザーにも日本と同様のサービスを提供。

各国のネイティブを雇用することで、言葉の壁や文化の壁を越えた、それぞれのユーザーにとって納得のサービスが提供されます。商品の品質はもちろん、サービス面でもファンを掴むことは間違いなさそうです。

世界に進出するドモホルンリンクル。私たちがよく知るブランドが、中国でも多くの人に愛用されるのかと思うと嬉しくなりますね。

【参考】
※ドモホルンリンクルTモールグローバル 旗艦店
https://zaichunguanzhiyaosuo.m.tmall.com/
※ドモホルンリンクルWeChat
https://bit.ly/3zgFoYT
※ドモホルンリンクルWeibo
https://bit.ly/3hzwyiY
※ドモホルンリンクルRED
https://bit.ly/3hDMG2R
情報提供元: WomanSmartLife
記事名:「 「中国でも販売してほしい」リクエストに応え、ドモホルンリンクルが中国進出