夏休みの宿題で一番困る・後回しになるのが「自由研究」ではないでしょうか。ただ問題を解くだけのドリルと違い、テーマから考えなくてはいけないため、苦手とする子どもも多そうです。

そんな自由研究のテーマ探しのヒントが得られる、すてきな企画を取材してきました。

「キットカット」のパッケージに印刷された“未来クエスチョン”
「キットカット」より7月から販売されている「キットカット ミニ サマーアイスクリーム味」の個包装には、夏休みの自由研究のテーマ探しのヒントになる“未来クエスチョン”がデザインされています。
「宇宙・食・地球環境・人体・くらし・テクノロジー」の 6つのカテゴリーで未来への想像を膨らませる、計30種類の“未来クエスチョン”。たとえば「宇宙」がテーマのクエスチョンには「宇宙で使う時計ってどんなの?」という、正解がありそうでなさそうな問いが描かれています。

これらのクエスチョンは、「日本科学未来館」が監修。自由研究のテーマを見つける心強い味方になりそうです。

ネスレ日本と日本科学未来館のスタッフも“未来クエスチョン”をディスカッション
実際に「キットカット」の個包装にデザインされた“未来クエスチョン”について、ネスレ日本と日本科学未来館の方々はどのようなディスカッションをされたのか聞いてみました。

・子どもたちが分かりやすい内容かどうか
・少し先の未来を想像し、自由に発想できるような内容になっているかどうか
・面白い、考えてみたい、描いてみたいと興味を持ってもらえる内容かどうか
・家族や友達とコミュニケーションが弾むきっかけになりそうかどうか

などの観点を中心に話し合いを進め、最終的に30種類の質問を選定したそうです。

たとえば「宇宙で使う時計ってどんなの?」という質問については、国際宇宙ステーションで使う時計なのか、火星滞在中に使う時計なのか、はたまた太陽系の果てに行く探査機に搭載する時計なのかで、形状のみならず1日の長さの定義が変わってくるかもしれないといった意見が出たそう。

星によって1日の長さが違うことだけでも、自由研究のヒントになります。
ネスレ日本と日本科学未来館では、「子どもたちから、かっこよくて機能的な時計のアイデアが出てきたら面白いね」と話題になったそうです。

日本科学未来館の描く未来とは
「未来」にフォーカスしたクエスチョンが「キットカット」の個包装にデザインされていますが、日本科学未来館の描く「理想の未来」はどのような世界なのでしょうか。

質問してみると、「あらゆる人たちが立場や場所をこえてつながり、よりよい未来をつくるためにはどうしたらいいか、想像し、考え、行動していける社会」という答えが返ってきました。
具体的な解決策がすぐには思いつかなくても、いろいろな人たちが一緒に考えて行動していけば、その先に素晴らしい未来がつながっていきそうです。

お子さんが考える「理想の未来」はどんな社会なのか、「キットカット」を食べながら親子で話し合っても良いですね。

「キットカット ミニ サマーアイスクリーム味」の特設サイトでは、“未来クエスチョン”に対するアイデアを投稿するコンテスト「?から未来をつくろ」を8月31日(火)23:59まで開催中です。
サイト上で他の参加者のアイデアを閲覧することもできるため、自分の考えも広がりそう。
コンテストを通し、お子さんと未来を想像してみませんか。

【参考】
※アイデアコンテスト WEB サイト内
https://nestle.jp/brand/kit/summer-icecream/contest/special/
情報提供元: WomanSmartLife
記事名:「 【夏休みの宿題に】「キットカット」の“未来クエスチョン”で自由研究のテーマ探し