災害時は停電被害の発生が多く、電力の供給が問題となりますが、そこで頼りになるのが“走る蓄電池” とも称されるクルマ・三菱のPHEVです。
もう停電にひるまない、非常用電源利用
9月頃の台風シーズンは、例年停電等の被害に悩まされる地域が少なくありません。
三菱自動車のPHEVは、社内にコンセントがあるので、スイッチひとつで1500Wの給電が可能(※1) です。
急な停電に慌てることなく災害情報収集、連絡手段の確保、温かい食事などができるのは、大きな安心に繋がります。
また、家庭とクルマをつなぐ「V2H機器」を使えば、家の建物全体に電力を供給することができ、最大約12日間の電力が確保できます(※2)。
実際、2021年に大雪の影響で大規模停電となった秋田市には、コミュニティセンターへ三菱のPHEVが出動し、テレビや照明、ストーブなどの電気製品に給電を行いました。
(※一般家庭の1日の消費電力を10kWhと仮定。V2H利用時は約12日分を供給できますが、AC1500W外部給電時には車両側Ready-on状態に保つ電力が必要で、V2H利用時よりも給電量は目減りします。)
PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)とは
HV(ハイブリッドカー)の一種で、動力源としてガソリンエンジンと電気モーターの2つを搭載する次世代のエコカーです。
エンジンを発電機としてバッテリーに電気をためることができるため、充電インフラがない環境でも快適な走行が可能です。
また、外部給電機能を有するため、アウトドアや災害時など、電気不足下においても強い味方になります。
災害時の備えに
三菱のPHEVならシートを倒せばフラットスペースができ、もしものときの避難場所としても役立ちます。
車に蓄えられている電池がなくなっても、ガソリンさえあればエンジンで発電しながら給電することも可能です。
車の買い換えを考えている方は、候補のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
【参考】
※アウトランダーPHEV
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/
※エクリプス クロスPHEV
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/
※1 一般家庭の1日の消費電力を10kWhと仮定。V2H利用時は約12日分を供給できますが、AC1500W外部給電時には車両側Ready-on状態に保つ電力が必要で、V2H利用時よりも給電量は目減りします。
※2 アウトランダーPHEVの場合は12日分、エクリプス クロスPHEVの場合は10日分となります。なお、供給可能電力量はV2H機器を使用した場合とAC1500W使用時で異なります。
供給可能電力量は三菱自動車試算による(一般家庭での一日当たりの使用電力量を約10kWh / 日として算出、V2H機器等の変換効率は含みません)。
V2H機器に接続している場合、エンジン始動による発電はできません。エンジンでの発電を行う場合は、V2H機器との接続を終了してください。
停電時には車両、V2H機器の自己消費電力により、通常時のV2H使用電力量と異なります。
情報提供元: WomanSmartLife