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筆者はよく、初めて作る作品や作ってみたい雑貨があったときは、 まず100円ショップで材料を探し作って みます。そして、自分に合ったハンドメイドやもう一度作ってみたい作品があったら、専用の道具を専門店で買ったり手芸店で材料を探したりします。
それだけではなく、最近では100円ショップのクオリティもかなり高いので、そのまま普段使いの作品をたくさん作ることもできます。子どものおもちゃもそのひとつで、 作ってもすぐ飽きてしまうかもしれないと思ったり遊んでくれないかもしれないと思ったりしたときは、100円ショップが一番 です。子どもと楽しんで作れるキットも売っているので、一緒に100円ショップで買い物するのもよいかもしれません。
今回は、 乳幼児の子どもが遊べるハンドメイドキット を紹介します。子どもに何か手作りのおもちゃを作ってみたいと思ったときにおすすめですよ。
まずは100円ショップでプリントフェルトを購入しましょう。今回は、フェルトで野菜が作れるキットを用意しました。色々な種類の野菜があったので、 子どもと一緒に選ぶ のも楽しいかもしれませんね。
裏面は写真にあるようにかなり細かく説明が書かれています。きっちり説明書通りに行わなくてもよいとは思いますが、次の工程などで迷ったときは、この 説明書を見て作業するとスムーズ にできること間違いなしです。
使用する道具は、裁縫道具に入っているものがほとんどです。もしなければこちらも100円ショップですべて揃います。100円ショップでは カラフルな糸がセットになって販売されている ので、好きな色がなかったときは1セットこちらを用意しておくのもよいでしょう。
マジックテープは最後、野菜がくっつくような状態にしたいときに使用します。そうすれば、赤ちゃんの遊ぶおもちゃとして最適です。中に 小さな鈴をいれても喜ぶ こと間違いなしです。
トマトを図案通りに切り離しました。フェルトなので、裁断するときは布専用の裁ちばさみで切る方がきれいに仕上がります。フェルトにはすでにデザインが書かれているので、 どこを切っていいか分からなくなることはありません。
説明書が添付されているので、それを読みながら縫い合わせていきます。 縫い方はかがり縫いのみ で、ほかに難しい縫い方はありません。最後に綿を入れる部分だけ残して、トマトの葉っぱも縫いつけてしまいます。
蓋をする部分のパーツを途中まで縫いつけ、最後縫い合わせる前に綿を入れます。綿の量は自分好みのボリュームで入れてください。縫い合わせたら完成です。ただの赤い丸ならトマトに見えないかもしれませんが、 トマトの中や種などがプリントされている ため、自分で作るよりリアルに見えます。
これにマジックテープを縫いつければ、よりリアルなトマトの形になります。あまり綿を入れすぎると形が崩れてしまうので、 手で握った時少し潰れるくらいのボリューム がちょうどいいでしょう。
どんな針作業をしても、 きつく縫ってしまうと縫い合わせたとき大きさが合わない ことが多々あります。どんなに正確に裁断しても、縫いつけたもの同士をくっつけると多少の誤差は出てしまうものです。そのような場合は、大胆にフェルトをカットしたり縫い糸でごまかしたりすることも必要かもしれませんね。
フェルトは赤ちゃんや小さい子どもにおすすめの材料です。誤飲しないように注意すれば、 当たっても痛くないし、投げても壊れることがありません。 また、知育道具の材料としても使われることが多いです。その中でも簡単に作れるフェルトのおもちゃを紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
パズルなら、 立体なものから平面なものまで何でも 作れます。フェルトは切っても破れることはないし、糸が出ることもありません。とても簡単なパズルであれば、動物などの絵をフェルトで作り、それを色々な形に切ってバラバラにすればそれだけでパズルになります。
また、お正月遊びの福笑いのように、動物や人の顔の形、目、鼻、口などのパーツを作り様々な表情の顔を作って遊ぶおもちゃも簡単にできますね。作っている過程も楽しく作業ができるので、 子育ての合間の息抜き にぴったりでしょう。
3歳前後になると、自分で何でもやりたがることが多くなり、洋服を着たり靴を履いたりするのを手伝うことを嫌がる子どももでてきます。しかし、うまくできずにかんしゃくを起こしてしまうこともたくさんあるでしょう。そういったときに、 おもちゃで手助け をしてみてはいかがですか。
魚の形に切ったフェルトの目をボタンにしてしっぽに穴を開け、連結して遊べるおもちゃが作れます。また、おにぎり型のフェルトを作ってボタンを外すと、おにぎりの具材が出る仕掛けを作ったり子どもの好きなものを使ってボタンの練習ができたりします。 遊びながら練習できる ので、一石二鳥のおもちゃになりますよ。
フェルトで魚釣りはほかのおもちゃに比べて難易度が高いと思われるかもしれませんが、長く使えるおもちゃとして人気があります。魚に綿を入れて立体的に可愛らしく作ってもよいですが、 切りっぱなしでも簡単に作れます。
魚にはクリップをつけ、釣り糸に磁石をつければ完成です。釣竿はタコ糸と割りばしで簡単に作れます。魚は段ボールや画用紙でも作れますが、段ボールは固いし画用紙は破れるという弱点があります。しかしフェルトにはありません。 触り心地も抜群 なので、赤ちゃんも喜ぶでしょう。
子どものおもちゃは世の中に無数に存在し、どんな場所でも手に入ります。しかし、 ハンドメイドは自分で作ったという愛着 があるのと、子どものためにという思いがつまって唯一無二のおもちゃになるでしょう。それが100円ショップの材料でも同じだと筆者は思います。
もし作ったおもちゃが、子どもにはあまり人気がなかったとします。しかし、子どもの気に入らないおもちゃが分かっただけでも作ってよかったと思うはずです。逆に気に入ると 、長い間遊んでくれる思い出のおもちゃ になりますよ。
自分は手先が器用じゃないからとか、ハンドメイドのおもちゃを作ったことがないからという理由で作らないのはもったいないですよ。今は 100円ショップで気軽に材料を購入できる時代 なので、ぜひ挑戦してみて子どもと一緒に楽しんでくださいね!
余暇プランナー
フリーランスWebライターのsorayouです。カフェや雑貨店を渡り歩き、気になったハンドメイド作品があれば自分流で日々挑戦しています。最近は、プチプラだけど高見えするハンドメイドを模索中。休みの日には、子供たちと家にある素材をひっくり返して工作しています。色々な作品に触れていく中、新しい発見があれば、ぜひみなさんと共有していきたいです!
【ハンドメイド】100円ショップのプリントフェルトで子どものおもちゃを作ろう!