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自分でスケジュール帳を作るメリットは3つあります。
手描きのスケジュール帳は、ノートとペンさえあればいつでもどこでもスタートできます。
スケジュール帳を買うと、「早く始めないと」「最後まで使わないと」とつい思ってしまいますね。
手描きであれば 思い立った時に描いて使い始めることができます。 時には書かない月があってもいいです。途中から新しいスケジュール帳を買ってももちろん構いません。
好きなノートをスケジュール帳にすれば、空いているページは自由に使えます。
家計簿やアイデアノート、日記、To Do リストをくっつけることも。何冊ものノートを管理しなくてもいいので、身の回りがすっきり。
自分のライフスタイルに合わせて自由なスケジュール帳が作れます。 必要な時だけ使うスケジュール帳でも、もちろん構いません。
12か月の完璧なスケジュール帳を目指さず、まずは1ページから一緒に描いてみましょう。
手作りスケジュール帳のいいところは好きな曜日、好きな月から始められるところ。
月ごとにスタイルがバラバラでも、もちろん構いません。
それぞれの曜日、月の始め方についてメリット、デメリットをご紹介します。自分に合ったスタイルにしてみましょう。
カレンダーには日曜日始まりと月曜始まりがあります。日本ではカレンダーは日曜日始まりが多く、手帳は月曜始まりが多いです。
仕事も学校も土日はお休みであることが多いので、月曜始まりのカレンダーも増えています。
それぞれのメリットやデメリットを見てみましょう。
「日曜始まり」はもともと日曜日がキリスト教の安息日のためよく使われてきました。
「日曜始まり」のメリット は二つ。まず、 土日の予定がごちゃまぜにならないこと。 そして、 カレンダーと予定を見比べやすいことです。
デメリットとしては、旅行など土日続けての予定があるときは見にくくなります。
「月曜始まり」は、学校や仕事が土日休みの場合が多いので作られました。
「月曜始まり」のメリットは平日と休日の予定が分けやすいこと。 特に土日休みのお仕事の場合は月曜始まりの方がスケジュールを管理しやすくなります。
デメリットとしては、一般的なカレンダーは日曜始まりのため、見比べにくいこと。
自分のライフスタイルに合わせてどの曜日をスタートにするか考えてみましょう。
手帳は大体10月くらいから新しい年のものがお店に並び始めますね。
1月始まりや4月始まりがイメージしやすいですが、10月や3月のものもあります。
「1月始まり」のメリットは、カレンダーと合わせやすく新年の始まりとして目標も立てやすい ですね。
「春始まり」のメリットは、新生活のスタートの合わせやすいところ。 新学期も新年度も4月スタートのところが多いので年間のスケジュールをまとめやすいですね。
「秋始まり」のメリットは、気持ちを切り替えやすいところ。
秋には新しい手帳が並ぶので、次に使う手帳や来年はこんな年にしたいというイメージがわきやすいですね。急に切り替わるのではなく、徐々に切り替えたい時に便利です。
始まりを決めたら次のステップはどんなスタイルにするのか。
カレンダーや手帳にはいろいろなタイプがあります。
デザインによって少しずつ変わるかもしれませんが、この5つが代表的です。それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
マンスリーブロックタイプは、 カレンダーと同じ1ページに日付がすべて書いてあるタイプ。 日にちごとにブロックで区切ってあり、全体を見ることができます。
このタイプのメリットは3つです。
一番のメリットはその月全体の予定がすぐにわかること。市販のカレンダーとも見比べやすいのでわかりやすいです。
12か月分作ればいいので手書きでもそんなに時間がかかりません。
デメリットとしては、1つずつのブロックは小さくなるので、 1日のスケジュールが多いと書き込み切れなくなります。
1週間のブロックタイプは、 1ページに7日分のブロックだけを書くタイプ。 1日の予定を書くスペースが多くなります。
メリットは2つ。
1つずつのブロックが大きくなるので会議や打ち合わせなど、 毎日の予定が多い人におすすめ。 予定以外にも買い物メモや日記としても使いやすいです。
デメリットとしては、 手書きの場合ページ数が必要 であること。また、1週間ごとの予定なので全体の流れは見えにくくなります。
ただし、手書きの場合は1ページに2週間分ずつ作ってもいいですね。予定が多い週だけピックアップして1週間のブロックタイプにすることもできます。
1週間ずつ横書きのウィークリータイプ。 手帳だと左にカレンダー、右はメモになっています。メモ欄は作らずに1ページずつ1週間分を作っても構いません。
メリットは、 1週間の流れが見やすいこと。 メモスペースを作ると、やることリストなども書き込みやすくなります。
デメリットとしては、時間ごとの予定は書きこみにくいこと。1日ごとの時間の流れはわかりにくくなります。
バーチカルタイプは、1週間分の日付が縦に分けられていて、さらに 時間の目盛りもついているタイプ です。
メリットは、 時間の流れが分かりやすい こと。会議などの時間が決まっている予定が多い人には特におすすめ。
一目で自分の空いている時間が分かるので予定が管理しやすいのが特長です。
デメリットとしては予定があまりない時にはスペースが余ってしまうこと。時間が区切られているのでメモとして使うと全体が見にくくなります。
日記やアイデアなど予定に縛られず、 自由に書きたい人におすすめ 。1ページをフルで使うことができます。
予定管理には向いていないので、旅行など時間に縛られない時は作ってみたいですね。
ノートとペンを用意して、さっそくスケジュール帳を作ってみましょう。今回はマンスリーのカレンダーを描きます。
必要なものはノート、ものさし、鉛筆やペン。 鉛筆で下書きしてからペンで書きましょう。
鉛筆の手描き感をそのまま使ってもいいです。ただし、黒くなりやすいので注意。気になるときはコーティング剤などを使うといいですね。
どんなスケジュール帳にするか決めて線を引きましょう。あえてものさしを使わずにフリーハンドで書いても味が出ます。
毎月スタイルを変えても面白いです。8月や12月など予定が多い月だけバーチカルタイプ、予定が少ない月はマンスリーブロックタイプなど。 自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズできるのが手作りのいいところ。
色々工夫してみましょう。
線やブロックが引けたら日付などを書き込みます。
文字の形や大きさも自由に書きましょう。 丸みのある字は、柔らかく優しい雰囲気に。角ばった字はスタイリッシュでカジュアルな雰囲気になります。
月ごとのイメージで変えても面白いですね。
手描きに自信がないという時はシールを活用しましょう。100均でもスケジュール用のシールや数字シールが手に入ります。
シールやマスキングテープでスケジュール帳をもっと楽しみましょう。
シールやマステのおすすめの使い方を4つ紹介します。
記念日や大事な予定がある日の日付にシールやマステをペタリ。
旅行ならマスキングテープを長く貼るだけで分かりやすくなります。
大切な日は土日とは限らないので、パッと目に入るようにしておくといいですね。
大切な予定やイベントにもシールやマステを貼りましょう。一目で何があるのかすぐにわかります。
目立たせることでその日が来るのがわくわくしますね。 イベントに合った形やデザインのシールを貼れば雰囲気も盛り上がります。
マスキングテープはペンで書き込みができる のがいいところ。付箋よりもしっかり貼れるのでメモを書いて貼りましょう。
かわいい色とデザインのものがたくさんあるので 手帳がぐっと華やかに 。
覚えておきたいことをピックアップして書くことで、目に入りやすくすっきり整理できます。
余った余白にシールやマスキングテープをお好みで貼ります。
予定が少ない月も楽しく華やかな印象に。 月ごとの雰囲気も出る のでスケジュールを見るたびに気分が上がります。
貼りすぎると大切な予定も埋もれてしまうので、ちょっと遊ぶくらいにしておきましょう。
手描きのスケジュール帳はとても簡単。うまく書けないと思うときは好きなデザインを探して真似しましょう。
好きな部分だけをピックアップして詰め込むと自分だけのお気に入りに。
お店で買ったスケジュール帳にはできない自分にぴったりの1冊が出来上がります。
一つ一つ書いていくことで、 予定だけでなく、気持ちや自分らしさも整理整頓。 すっきりとした気持ちで生活を見つめることができます。
いつ始めてもいつ休んでもいいのが手作りのいいところ。 ちょっと作ってみようかなと思ったらノートを開いてみましょう。
書き出すと楽しくて止まらなくなりますよ。
余暇プランナー
ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。
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