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アドベント(Advent)とは、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のこと。 日本では、降臨節(こうりんせつ)や待降節(たいこうせつ)と呼ばれています。
1日から24日までクリスマスに向けて、毎日カウントダウンをするためのカレンダー です。
アドベントカレンダーの始まりは19世紀初め。クリスマスまでの24日間を数えるために、ドアに印をつけたり、毎日ろうそくを灯していたりしたそうです。だんだん絵を飾るなど、小さな扉がついた現代のスタイルに変わってきました。
始まりはヨーロッパでしたが、アメリカや日本にも広まっています。
今は布や紙でできたカレンダーにポケットや扉がついていて、中にお菓子などが入っているものが一般的です。
カードタイプのアドベントカレンダーは日付がついた窓を開けると、イラストが描いてあります。クリスマスカードにぴったり。
デンマークやスウェーデンなど北欧では、ユールカレンダーという名前で親しまれています。ユール(jul)はクリスマスのことです。
ろうそくに日付が書いてあるアドベントキャンドルもあります。
アドベントカレンダーの中身に決まりはありません。 お菓子が入っているものが多いですが、最近はおもちゃやコスメが入っているものも。
手作りアドベントカレンダーには、個包装のお菓子がおすすめです。
お菓子をあまり食べない人は、ティーバックやインスタントコーヒーなどを入れてみましょう。
子ども向けに作るのであれば、シールや消しゴムなどの文房具もおすすめです。女の子はヘアアクセサリーも喜びそう。
具体的なものではなく、お手紙やメッセージカードを入れるのも良いですね。大切にしたい言葉をこの機会に描いてみましょう。
自分で一つ一つ形を作ることもできますが、お店でペーパーバッグや布袋を揃えるだけで簡単にできます。
シールやマスキングテープでデコレーションすれば、自分なりのアドベントカレンダーが完成します。
今回は紙コップで作ってみました。
使う材料は、すべて100均で揃えることができます。
紙コップ は色やサイズもいろいろあります。入れたいものや雰囲気に合わせて選びましょう。今回はシンプルな白を使います。
紙コップのふたにお弁当用の おかずカップ を使います。こちらも色んなデザインがあります。
紙コップがシンプルな場合は、柄が多いものを。模様入りの紙コップには、シンプルなものがおすすめです。
おかずカップではなく折り紙を使っても良いです。
今回は マスキングテープ で数字の形を作るので、細いテープを用意しました。テープの太さはお好みで。
数字はペンを使って書いても良いですよ。
紙コップを飾ります。マスキングテープを巻く場所はお好みで。
マスキングテープだけでなく、 シールを貼っても良いですよ。
マスキングテープを切って数字の形を作りました。大きなテープに数字を書いてもかわいいです。
お菓子など入れたいもの入れて、封をしましょう。あとで積み上げるので、紙コップの ふちからはみ出ないようにしましょう。
子ども向けに作るときはこっそりと。
おかずカップを平たくして紙コップにかぶせます。3、4カ所マスキングテープでとめます。
ここは細いテープでははがれてしまうので、 太めのテープを使いましょう。 しっかりふちにそって巻いて止めてしまうこともできます。
段々に積み上げます。一番上に1日が来るようにしましょう。下に積んでしまうと開けにくくなります。
24日分で大きな三角でもツリーのようでかわいいですが、崩れやすいので注意。6段ピラミッドですこし余りが出るので、まわりにオシャレに並べましょう。
スペースが入りますが、いくつかの山に分けて積んでもかわいいですよ。
毎日開けて楽しみましょう。
素材や作り方を変えるだけで、アドベントカレンダーのバリエーションはぐんと増えます。ベースとなる素材は布や紙など。
手作りアドベントカレンダーのアイデアをいくつかご紹介します。
布の袋も紙袋もミックスして使うと、色んなサイズのものが入れられます。木のタグをクリップと一緒に留めるだけなので、とても簡単。
ツリーデザインのタペストリーに飾るだけでクリスマス感アップ。
窓つきの紙袋で中身をわくわく楽しむことができます。カラフルなマスキングテープに手書き文字でデコレーション。
シールやお手紙などを入れるならポチ袋もおすすめです。マチがないので飾りつけやすい!マスキングテープでも壁に飾ることができます。
折り紙でフラッグの形にして、数字のスタンプを押しました。ひもを通すとガーランドアドベントカレンダーに。
お菓子は重くて入れられないので、中身はシールにしています。
場所がないときは、箱に入れて毎日袋を開けることを楽しんでも良いですね。
アドベントカレンダー用の日付シールも売られています。貼るだけで簡単に完成しますよ。
いかがでしょうか。アドベントカレンダーと一口にいっても千差万別。自分の好みや飾る場所に合わせて色んな作り方ができます。
アドベントカレンダーはどんどん日本でも流行ってきています。
中身が入っているものや引き出し付きのケースのものなど、タイプはいろいろ。しっかりした作りのものはとっておいて、次の年に自分の好きなものをつめることもできますよ。
アドベントカレンダーを開ける楽しみはいくつになっても変わりません。
1年の最後の月。毎日をわくわくすごしてクリスマスを迎えてみませんか。自分だけのアドベントカレンダー作りにぜひ挑戦してください。
参考・出典
余暇プランナー
ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。
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