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春からだんだんと気温が上がり、夏に向かって暑い日が増えていきます。水分補給が欠かせない時期になりますね。
お出かけ先で買ったペットボトルやスリムなマイボトル。便利ですが、ずっと手に持っていなければならなかったり、カバンの中に入れておくと探すのが大変だったりする場合も。
そんな時にあるとうれしいのが ボトルカバー 。子どもに持たせる時も持ち手がついていると助かります。
お店やネットでも買うことができますが、手作りもとても簡単です。買ってもそれほど使うタイミングがあるかな…と迷ったら、さっそく手作りしてみましょう。
家にある 余ったタオルやはぎれの活用にもぴったり です。
手作りペットボトルカバーにもいろいろなスタイルがあります。素材や見た目が違うので、まずはお好みのスタイルを探しましょう。
素材や使い方によって作り方がたくさんあります。どんな使い方をしたいかをまず考えましょう。
ハンドタオルで作るタイプ は身近な素材を使うのでとても簡単。ボトルを入れない時はタオルとして使うこともできます。
毛糸で作るタイプ はデザインや持ち手のアレンジが可能で、編み物が得意な人にはおすすめです。
ショルダータイプ は持ち運びに便利。生地によって大人っぽくも子どもらしくもできるのがポイント。
保冷付きタイプ は暑い季節にうれしい機能です。好きな柄の布地で作ることができます。
他にもいろいろな素材を使ったアイデアがたくさんありますが、今回は ハンドタオルで作るタイプ と 保冷付きタイプ の作り方をご紹介します。
家にある タオルハンカチでできるペットボトルカバー 。
タオルハンカチをリメイクするだけなのでとても簡単で、サイズを測る必要もありません。
閉じる部分はスナップボタンかファスナーを使いますが、今回はファスナーを採用しています。
タオルハンカチは24cm四方のものを選びましょう。もう少し小さいサイズのタオルハンカチもあるので、サイズをよく確認してください。
ファスナーは長めに購入し、後でカットすると調整しやすいです。
ファスナーの 端を縫います 。ファスナーを下ろすときに上にくる方の端を縫いましょう。
端をぬったファスナーをタオルハンカチに縫いつけていきます。
まず タオルハンカチを半分に折りファスナーのスタート地点を決めます 。
タオルの端に沿って縫い合わせていきましょう。片方縫いつけたらもう片方も縫っていきます。
ファスナーの長さが足りなかったところはタオル同士を縫い合わせます。
ファスナーの長さが十分にある場合は、すべて縫い付けてもOKです。
これで完成です。
ハンドタオルで作るボトルカバーは多機能グッズ。4つのおすすめの使い方をご紹介します。
まずは ペットボトルカバー として。同じサイズの水筒もすっぽりです。
折りたたみ傘 もサイズが合えばぴったり入ります。多少の水分はタオルが吸ってくれるので快適ですよ。
入れるものがない時は 化粧ポーチやペンケース としても使うことができます。
さらに使うことがない場合は タオルとして 引き続き活用しましょう。中にティッシュやばんそうこうを入れるとお出かけグッズがまとまって助かりますよ。
これから暑くなる季節。冷たい飲み物は少しでも冷たいまま楽しみたいですね。
身近な素材を使って 保冷できるボトルカバー も簡単に作れます。
保冷シートには保冷バックの素材を活用します。無い場合は100均でレジャーシートを探しましょう。
薄紙は保冷シートを縫うために必要です。保冷シートのサイズより大きなものを使いましょう。半紙やティッシュペーパーでも大丈夫です。
まず表布から、 中表にして半分 に縫いましょう。
端からL字型に縫い、上から4cm残します。 これはひもの通し口になります。
保冷シートも中表にしてL字型に縫います。こちらは端まで縫ってしまいましょう。
シートの裏は白くとても縫いにくい素材です。そのままでは縫うことができないので薄紙を使います。
保冷シートを薄紙ではさんでそのまま縫いましょう。縫い終わったら薄紙をやぶいて取ります。糸も一緒に外れないようにゆっくりと取りましょう。
底を平らにしてボトルが入りやすくします。
まずは表布から。表布の塗った部分が真ん中にくるようにたたみ方をかえます。 下が四角になるようにたたみましょう。
真ん中で合わさるように上下を三角に折ります。 この時折った部分の長さは6cm。この部分を縫いましょう。 最後に真ん中だけ糸で縫い合わせます。
保冷シートも同じように折ります。こちらは縫わずに、 真ん中の合わさる部分を両面テープで留めましょう。
表布のぬいしろをコの字型に縫います。
いよいよ表布と保冷シートを合わせます。表布だけ裏返し、お互いの縫い目が見えるほう同士を合わせます。
表布の柄が外側に、保冷シートのアルミ部分は内側にきますよ。
2枚を重ねたら表布の上から1cm程を返します。さらに1.5cm折って保冷シートをかぶるようにします。 かぶっている部分をぐるりと一周縫いましょう。
最後にひもを一周通してコードストッパーで留めます。ひもが太いとコードストッパーを通しにくいので注意してください。コードストッパーから出てきたひもをかた結びして完成です。
今回は2種類のボトルカバーをご紹介しました。
どちらもペットボトルにぴったりのサイズです。サイズを変えればマイボトルや小さめのペットボトルサイズにもできます。
思ったよりも材料は少なく、簡単に手に入るものばかり。
手縫いでも十分な仕上がりで、作る時間もそれほどかかりません。好きな布で作ったり家族でおそろいもいいですね。
買うほどではないかなと思ったらぜひ手作りに挑戦してみましょう。なくてもいいけど、あると快適。おでかけの季節にぴったりのボトルカバー。自分の手作りグッズがあるとさらに気分が盛り上がりますよ。
参考・出典
余暇プランナー
ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。
【ハンドメイド】家にある材料で簡単に作れる!2種類のボトルカバーの作り方