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春にお迎えした草花の中に、秋にも開花が期待できる植物はありませんか。
例えば、
などです。長く咲いてくれるのは、嬉しいですよね♪
梅雨を乗り切ってもらう為には、 風通し良く過湿にならないように気をつけます。
やり方は簡単!本日は、マーガレットを例に説明します。
カットする目安は、大体「半分〜1/3」ほど。
この株の場合は、葉の中を覗くと木質化(茎の一部が木のように硬くなること)しているのが分かりますので、新芽が出ているのを確認したら、新芽の上で茎を切ります。
蕾があると、躊躇する場合もありますよね。
ただ、真夏に花を咲かせるのは、植物にとって体力が必要です。 葉っぱだけの状態で夏を過ごすことで株が弱らず、秋に再び咲く、強い株になりますよ!
肥料は与えなくても平気ですが、 切り戻しをした後に、薄い液体肥料や規定量より少なめの固形肥料を与えるとより良いでしょう。 ただし、ジリジリと焼け付くような暑い時期に切り戻しをした場合には、肥料で逆に弱らせてしまう場合があります。
肥料は、暑い時期には控えると覚えておきましょう。
雨が降り続く時期は、 泥はねによる病気の発生率が高まります。 確率を下げるにはマルチング(資材で地表面を覆うこと)が有効ですよ!
花壇ならば腐葉土やバーク堆肥で株元を覆ってあげると良いでしょう。
鉢物で雨晒しになってしまうのであれば、水苔やバークチップなどがおすすめ。赤玉土の小粒を敷き詰めるのも有効です!(写真参照)
有機物を含んでいない赤玉土は、害虫が卵を産み付けることがなくなります。見た目もナチュラルなので私もよく使用します♪
できれば…ですが、鉢物で移動が可能な植物は軒下など、雨があまり当たらない場所に移動させるのが無難です。
どうしても場所がない場合は、 花弁が薄く雨に当たると痛みやすい花や、過湿に弱い草花を優先的に移動 させるようにします。
長雨で倒れてしまう植物も出てきます。防ぐ為には、 支柱やフラワーガードに頼る のもひとつ。特に草丈が60cmを超えてくるような品種は、どうしても倒れやすくなります。植え付けた時に、支柱を一緒に立てておくと良いでしょう。
また、大型植物が倒れたことで下敷きになり傷んでしまう植物も出てきます。装飾付きタイプの支柱やフラワーガードは、雑貨のようで楽しいですよ。
夏苗は真夏に植え付けるより、 気温が低い梅雨時期に植え付けると根が張りやすくなります。 花苗の植え付け直後は、水切れに気をつけたいところ。
梅雨時期であれば、わざわざ庭に出なくても雨が水やりをしてくれるという、嬉しい効果も♪ 5月下旬頃からは、夏の花に切り替えていく というイメージをしておくと良いですよ!
チューリップなどの春咲き球根は、地植えにした場合掘り起こす作業があります。植えっぱなしで大丈夫と記述のある球根もありますが、 長雨で腐る場合も多いので梅雨入り前に掘り起こせると安心です。
再び同じ球根を植えたい場合には、 葉が枯れてから掘り起こすのがベスト 。それまでは液肥を週1回ペースで与え、球根を太らせておきます。もうこの球根は植えないよ、という場合は、花が終わった段階で掘り起こすようにしましょう。
たくさん雨が降った後は地面の泥がはね返り、葉の裏などに付着していることがあります。地中にはたくさんの菌が住み着いているため、 付着した泥から病気の発生や、葉が黄変する原因となる場合も。
水流の優しいシャワーで葉の裏を中心に、軽く洗い流してあげましょう。
マルチングをしっかり行っておくと、泥はね防止になりますが、時には資材が雨で流れてしまうことも。雨上がりには泥はねが起きていないか、チェックをしてみると良いですよ♪
草丈が低くても、雨に負け倒れてしまう草花も出てきます。よほど茎が折れたり腐ったりしていない限りは、 また復活してくれますので手当をしてあげましょう♪
大きな草花なら支柱を立ててください。
小さな草花は割り箸を支柱代わりにし、麻紐などで暴れている箇所を優しくまとめてあげます。
花は意外と強いので、しばらくしたらまた自立してくれることも。
ただし、 長雨がまだ続くようでしたら支柱は外さずに見守っておく と良いですよ。
雨が続くと庭に出る機会が減り、害虫たちが悪さをしていることもあります。
例えば、ナメクジ。困ったことに彼らは、ジメジメとした暗い環境が大好き。しかも花や葉、開花直前の蕾などを食べるのです!
ナメクジなどの害虫は、
などに潜んでいます。
見つけ次第駆除をするか、忌避剤などを撒いておくと良いですよ。
雨が続くと、どうしても傷んでしまう花が出てきます。 萎れた花、黄色や茶色に変色した葉をそのままにしておくと、病気発生の原因に。
腐ったものが大好きな害虫も多いので、見つけたら取り除きましょう。放置すると雨でドロドロに溶けたりするので、余計に取り除くのが大変。早めに対処すると良いですよ。
何年も花を楽しめる宿根草は、植え替え、移植をすることができます。真夏に差し掛かる前の梅雨時期は、 植え替えと移植ができるギリギリライン。 移植する植物により個体差はありますが、夏に植え替え作業をするのは控えた方が良いでしょう。
梅雨に入る前までに済ませるのがベストですが、どうしても終わらなかった場合に行います。その際、 あまり根を傷つけないよう掘り起こす時には十分注意をしてください。
植物は想像以上に大きくなることも。植物同士が窮屈そうにしている時には、間引きをしてあげると良いですよ。
もったいない、可愛そう…という気持ちにもなりますが、 窮屈な場所は風通しも日照条件も悪くなりがち。 潔く間引いてあげると、その後の管理も楽になります。
雑草は景観を悪くするだけでなく、 株間をぬって生えてくるので蒸れやすくなります。 草丈が小さいうちは、そこまで根が張っていませんので抜きやすいという利点も。
庭に出たら1ヶ所でも良いので草抜きをする!と意識しておくだけでも、夏場の雑草爆増を防ぐ効果があります。
雨が続くと庭に出る回数が減りますよね。わざわざ雨が降っている最中に庭に出なくても良いですが、雨があがったら庭を散歩してみましょう♪
雨粒がキラキラと輝く花は美しいですよ。 軒下の鉢植えは、水を欲しがっているかもしれません。
庭との時間を楽しんでいきましょう!
余暇プランナー
ガーデニングが大好きな主婦、みほです。小さな庭と朝時間という、YouTubeチャンネルを運営しています。仕事、子育ての傍ら、毎朝ガーデニングに勤しむ日々。3坪ほどの小さな庭は、毎シーズンお花を買いすぎて大爆発(笑)。それでもお花を増やすことを止められません。ガーデニングを一度挫折した経験もあります。初心者でもガーデニングを楽しみながら続けられる、そんな記事を目指して執筆していきます。
【ガーデニング】初心者でも枯らさない!梅雨時期のお手入れ方法