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ビタミンやミネラルの保有量は 野菜の中でもトップクラス なのがブロッコリーです。 ビタミンCは免疫力を高め、ウイルスや菌などから体を守ってくれる効果 があるので、ブロッコリーを摂取することで免疫力・抵抗力の向上に繋がります。特に冬場は風邪をひきやすく、予防の目的でもブロッコリーを積極的に食べていくとよいでしょう。他にも ビタミンCはシミの生成を抑える効果 もあります。化粧水などの肌ケア商品でビタミンCの文字をよく見かけるかと思います。シミが気になる、紫外線をたくさん浴びてしまった日など、外側からだけではなくブロッコリーを食べて内側からもアプローチしていくと効果も期待できるでしょう。
ブロッコリー他にも 眼精疲労を予防するアントシアニン や、 ガン予防のβカロテン 、 貧血を予防する鉄 、 カリウムやカルシウム摂取を補うビタミンK などを多く含み、すこやかな体を保っていくには必要な栄養素が豊富です。優秀なのはビタミンだけではないのですね。
ブロッコリーは家庭菜園でも収穫することができますよ。
1.植え付けは種からでも苗からでもかまいませんが、種から育てる場合は1つのポットに3~4粒植付け、発芽したら 1本になるように元気な芽を残して間引きをしていきます。 本葉が5~6本の苗に成長したら畑に植付けをしましょう。
2.植え付けの2週間前には焦土石灰を土に混ぜ合わせ、1週間前になったら堆肥と化成肥料を混ぜ合わせておきます。 畝は高さ15㎝ほど、幅は40㎝で形成しておきます。
3.苗を40~50㎝の間隔で植えていきます。 乾燥させないように水をたっぷりとあげてください。
4.ブロッコリーは青虫や芯食い虫の影響を受けやすいので、 植付け後は防虫ネットを張ったり、害虫見つけたら取り除くなど よく観察して害虫から守ってあげましょう。
5.追肥は植付けの2週間後と、5週間後の2回行います。同時に土寄せもして成長した苗を支えてあげます。注意点ですが、 蕾ができてからの追肥は逆にブロッコリーの質が悪くなってしまうので、行わないでください。
6.株の頂点にできたつぼみが15㎝ほどになったら収穫時期です。 茎は15㎝。葉は2~3枚ほどつけたまま収穫していきます。 収穫時期を逃してしまうと花が咲いてしまうので、タイミングを逃さないように注意しましょう。
ブロッコリーは 幅・高さともに30㎝はある鉢やプランターが必要になりますが、 畑でなくても栽培ができます。 1つのプランターに1株で生育させていきましょう。 育て方は畑での栽培方法と同様で、害虫に注意しながら追肥や水やりを行います。
ブロッコリーのおすすめ簡単レシピと一緒に、料理する時の大事なポイントも紹介していきます。
ブロッコリーは栄養素が水に溶けてしまう水溶性の野菜なので、茹でて調理する際には、 さっとお湯に通して後は「ざる」にとり余熱で火を通すようにしましょう 。せっかくの豊富なビタミンが流れ出てしまってはもったいないですよね。
また、 ビタミンCは空気に触れると減少してしまうのです! 防ぐためにも可能ならら少し大きめにカットして使うと良いでしょう。捨ててしまいがちなブロッコリーの茎部分にも栄養が豊富なので中心の、 白く柔らかめな部分を使うようにします。
ブロッコリーをスーパーなどで選ぶ際、緑色の新鮮そうなものを基準に選んでいませんか。じつはブロッコリーは寒さから身を守ろうとするとポリフェノールの一種である「アントシアニン」という成分を作ろうとします。その時に紫色になりますが、 寒さから身を守ろうと糖度が上がるのでむしろ甘く美味しくなるのです。 茹でれば緑色に戻りますので、紫色のブロッコリーを見つけたら手に取ってみてはいかがでしょうか。
サラダだけども卵も一緒なので満足感がある一品。ビタミンとタンパク質を同時に摂取できるのでダイエット中のメニューとしてもおすすめです。
野菜の中でも トップクラスのビタミンを保有するブロッコリーは、美容の強い味方です。 また、このビタミンは美容だけでなく免疫力も高めてくれるので、 紫外線が強い季節だけではなく体調を崩しやすい冬にも 積極的に摂取していきたいですね。
ブロッコリーは畑でもプランターでも栽培ができるので、寒くてこもりがちなおうち時間の趣味として栽培を楽しんでみてはいかがでしょうか。
余暇プランナー
緑に囲まれた田舎住み。田舎しか勝たん。休日は畑やったり、ゆっくり家族と過ごすのが好き。旅行は好きなので国内・海外いろいろ行っちゃってます。雪国育ちだけど将来の夢は南国でずっと夏を過ごすこと。難しく考えず、ゆったりとリラックスした気分で読める記事を目指しています。知識をたくさん取り込んで、たくさん発信します。
ブロッコリーは栄養の宝庫!家庭での栽培方法と栄養を逃がさない調理のコツ