地震や大雨、土砂災害など、いつ起こるか分からない災害に備え、防災グッズを用意している家庭も多いのではないでしょうか。


そんな防災セットに欠かせないアイテムの一つ「絆創膏」ですが、実は絆創膏にも使用期限があり、一般的には製造から3年程度とされていることをご存知でしょうか。


ニチバン株式会社では、防災グッズの定期的な見直しやローリングストックとともに、キズを保護しながら治りを助ける「治癒促進絆創膏」を災害時の備えとして提案しています。


今回は、防災セットに入れておきたい絆創膏の選び方や、意外と知らない使用期限についてご紹介します。


 


防災グッズは“入れっぱなし”に注意!ニチバンが提案する「絆創膏」のローリングストック


近年は地震だけでなく、大雨や土砂災害、猛暑、感染症など、私たちの身の回りにあるリスクが多様化しています。


こうした状況を背景に、防災グッズも年に1度だけ見直すのではなく、日常的に備えながら外出先で災害に遭った際の一次対応に使えるアイテムを持ち歩くことへの関心が高まっています。



その一つとして注目したいのが、2022年に警視庁警備部災害対策課がXで紹介した「防災ボトル」


ウォーターボトルの中に、ホイッスルや圧縮タオル・エチケット袋・ミニライト・ビニール袋・常備薬・絆創膏・アルコール消毒綿・ようかん・現金など、外出時に持ち歩きたい最低限の防災用品をまとめたもので、コンパクトなため鞄やリュックにも入れやすいことが特徴。


そんな防災ボトルにも入れておきたい「絆創膏」ですが、ニチバン株式会社によると、絆創膏の使用期限は一般的に製造から3年のものが多いとのこと。


そこで取り入れたいのが、食品などの備蓄でも知られる「ローリングストック」です。


ニチバン株式会社 事業戦略本部の浅井征也さんは、



「絆創膏の使用期限は一般的に製造から3年が多く、期限切れのものは使わず廃棄することを推奨しています。絆創膏は期限を過ぎると、粘着力が弱くなってはがれやすくなったり、逆にベタついて使いにくくなることがあります。滅菌包装の効果も落ちる可能性があるため、期限が近いものは普段使いしながら新しいものを補充しましょう。また、防災ボトルに入れる際は、日付を直接書き込むと分かりやすくおすすめです。」


と、使用期限を過ぎている絆創膏の使用は控えた方がよいと語りました。


使用期限が近づいた絆創膏は普段の生活で使いながら、新しいものを防災グッズへ補充することで、いざというときに「期限切れだった」という事態を防ぎやすくなるそう。


また、防災ボトルに入れる際には使用期限の日付を直接書き込んでおくと管理しやすいそうです。


 


災害時のキズに備えたい「治癒促進絆創膏」!部位に合わせた豊富なラインナップも


ニチバンでは、防災セットに入れておく絆創膏として、一般的な救急絆創膏だけでなく、キズを保護しながら治りを助ける「治癒促進絆創膏」を提案しています。


一般的な救急絆創膏は、すりキズや切りキズなどの軽いキズを主に“保護する”ために使用しますが、治癒促進絆創膏はキズを保護するだけでなく、湿潤環境を保つことで治りを助ける点が特徴。


ケガをした際にキズぐちから出てくる体液には、キズを治すための因子が含まれています。


治癒促進絆創膏は、この体液の働きを生かしながら、かさぶたをつくらずにキズを早く治す「モイストヒーリング(湿潤療法)」を行うもの。


ニチバンの治癒促進絆創膏「ケアリーヴ治す力」では、キズぐちに当たる「モイストパッド」と、その周囲の健康な肌に触れる「高密度ウレタン不織布」を組み合わせた「アイランド型」を採用し、キズぐちだけをモイストヒーリングしながら、健康な肌への負担にも配慮しています。


ラインナップは防水タイプを含めて全16種類。


通常タイプのほか、スポット用や扇形、指先のキズに使いやすい「T型指先用」、ひざなど広い範囲のキズに対応する「LL・ビッグ・ジャンボ」、超大判など、ケガをした部位に合わせて選ぶことができます。



使用できるのは、切りキズやすりキズ、さしキズ、かきキズ、あかぎれ、さかむけ、靴ずれなどの創傷や軽度のやけどなど。


ただし、使用する前にはキズぐちを水道水などで十分に洗浄するようにしましょう。


「膿が出ている」「トゲや砂などの異物が残っている」といった細菌感染している可能性があるキズには不向き。


また、出血が多い場合は出血がおさまってから使用し、ぱっくりと大きく開いたキズなど、ハイドロコロイドでキズを寄せられない場合は、医療機関を受診することが推奨されています。


なお、災害時に治癒促進絆創膏を使う場合も、キズぐちを十分に洗浄できることが前提。


水を確保できず洗浄が難しい場合は感染リスクが高まるため、使用を控える必要があります。


いつ起こるか分からない災害だからこそ、防災グッズを準備するだけでなく、使用期限や正しい使い方まで確認しておくことが大切。


防災セットを見直す際には、絆創膏の期限とともに、もしものケガに対応できる種類がそろっているかもチェックしてみてはいかがでしょうか。


ケアリーヴ治す力:https://www.careleaves.com/naosu/

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 防災グッズの「絆創膏」にも使用期限がある?ニチバンに聞く災害時に備えた絆創膏の選び方