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それぞれの時代の大阪の街や人々の様子を360度映像で表現し、実際にその場にいるかのような実在感を楽しむことができます。
今昔館をはじめ歴史の有識者監修の下、江戸から令和まで大阪400年の歴史・文化・風俗・街の変遷をおよそ10分程度に凝縮したVRアニメーションで、12の時代(シーン)によって構成。
「大坂夏の陣」「徳川大坂城下」からはじまり、その後「大塩平八郎の乱」「大大阪時代」から「第二次世界大戦」「高度経済成長」などの昭和を経て、現代までを描いています。
歴史の転換点となる出来事を盛り込んだダイナミックなストーリーは、その空間にいるような没入感にあふれ、これらの体験によって学びとなる教育要素とエンターテイメントの融合を図り、大阪400年の歴史を見つめる視点を“堺筋平野町通角”に設定。
近世から賑わった“平野町通”と、近代における大阪のメインストリートとして栄えた“堺筋”を見渡すことができるほか「大坂夏の陣」「大塩平八郎の乱」「大阪大空襲」といった歴史的な出来事の舞台になった街でもあり、米屋から近代ビルに変遷を遂げた「沢の鶴」、95年前に竣工した歴史的建造物「生駒時計店」など歴史を体現している建築が観られることなどから選定したのだそう。
大阪が辿ってきた400年の歴史をぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。
●大阪百世(おおさかももよ)
テーマ:時代と共に変遷する大阪の都市居住の歴史を綴るVRアニメーション
概要:江戸から令和まで大阪400年の歴史・文化・風俗・街の変遷を10分程度に凝縮
利用料金:
・一般料金 大人(13歳以上)1,500円(税込)、子ども(13歳未満)600円(税込)
・大阪市在住者料金 大人(13歳以上)1,000円(税込)、子ども(13歳未満)400円(税込)
体験時間:毎時0分、20分、40分(初回10時20分〜、最終回16時40分〜)
所要時間:約10分
人数:1回あたり16人まで
【シーンタイトル&解説】
・Scene1/1615年「大坂夏の陣」Summer Siege of Osaka
徳川方に攻め落とされた大坂城は炎上し、城下町は灰燼に帰した。
・Scene2/1665年「徳川大坂城下」Tokugawa Osaka Castle and the City
大坂夏の陣から50年が経過し、復興した町は賑わいを見せている。再建された大坂城も遠くに見える。
・Scene3/1724年「妙知焼け」 The Great Fire of Myochi
市街の三分の二を焼き尽くした近世最大の火事。人びとは命からがら逃げるが、その中でも破壊消火に挑む火消したちがいた。
・Scene4/1832年「商都のにぎわい」The Liveliness of the Merchant City
妙知焼けから復興した町は、商いも盛んになり多くの人が行き交う。建物はむしこ窓と瓦屋根で統一されている。
・Scene5/1837年「大塩平八郎の乱」Oshio Heihachiroʼs Rebellion
平和な世に陰りが見える。豪商の屋敷を反乱軍が襲う。大塩平八郎の乱は幕末に向けた波乱の時代の幕開けとなった。
・Scene6/1882年「近代の装い」Signs of Modernity
明治維新を経て、町の近代化が進む。軒先にはガス灯が灯され、店頭は洋風に造り替えられている。洋装の人々、外国人も多く見かける。
・Scene7/1913年「市電・バス・百貨店・天神祭」Trams, buses, department stores, Tenjin Festival
大正時代には拡幅された堺筋に市電が走り、百貨店も賑わっている。夜空には天神祭の花火が上がる。
・Scene8/1932年「大大阪時代」The Greater Osaka Era
人口日本一となった大大阪時代。平野町通は拡幅され、生駒時計店や沢の鶴ビルといった大きな建物が建設される。
・Scene9/1945年「大阪大空襲」The Air Raid on Osaka
大空襲により、大阪の街は焼け野原に。戦禍を免れた大阪城天守閣が雨にけむる。
・Scene10/1969年「高度経済成長」High Economic Growth
終戦から四半世紀が経ち、復興した街は高度成長期。
・Scene11/2018年「ビジネスと歴史が交差する街」The Crossroads of Business and Heritage
高層ビルが建ち並び、ビジネスマンが闊歩する現代の大阪。
・Scene12/2024年「夜の街角で」At a Street Corner, After Dark
深夜の街角にはバルの温かな灯がこぼれている。
大阪百世HP:https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan/xr