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ビタミンB1をしっかりと摂取したい場合は、特に玄米・胚芽米・全粒粉パンなど胚芽の部分に多く含まれているため、上記の食品を摂取すると良いそうで、水溶性で水に溶けやすいため、汁ごと食べられる調理法がおすすめとのこと。
また、ニンニク・玉ねぎ等に含まれる「アリシン」と一緒に摂ることで吸収率がアップするため、一緒に摂取することが推奨されています。
ここまでビタミンB1にフォーカスしてきましたが、特定の栄養素ばかり過剰に摂取してしまうことも体にとっては悪影響となり、生活習慣病になってしまうリスクも高まるため、植物性食品・動物性食品ともにバランスよく摂取することが健康への近道となります。
ビタミンB1以外には、腸管からカルシウムやリンの吸収を促進する作用や、骨の成⻑を促す作用など重要な働きをもつ脂溶性の「ビタミンD」、タンパク質の分解を助けるなど、エネルギー代謝の補酵素として重要な「ビタミンB6」も大切な栄養素。
しかし、生活をする中で完璧な栄養バランスの食事を毎食続けるのはとても難しいもの。
「偏った食事をしない」「同じものばかり食べない」「出来る限り多様性を持たせて色々な種類の食品を食べる」というのが最善の予防策と言えます。
また、食生活を見直したとしても摂取しにくい栄養素は存在するので、推奨量の摂取が食事からは難しいと感じた場合は、サプリメントで補うのも1つの方法と言えるでしょう。
「ちょっと体がだるいな」「最近疲れやすい」といった症状に悩んでいる方は、毎日の食事と栄養バランスをぜひ見直してみてください。