イギリス発の世界的なラグジュアリー・クルーズとして知られ、唯一“保有する客船にイギリス女王の名前を冠することが認められた”海運会社「Cunard Line(キュナード・ライン、以下キュナード)」。


2024年は初となる東京発着クルーズに世界でも最も有名と謳われる豪華客船「クイーン・エリザベス」が就航するほか、キュナードから4隻目となる「クイーン・アン」が2024年5月にデビューすることも発表されています。


 


キュナードのクルーズ船「クイーン・エリザベス」&「クイーン・アン」


 


2024年の旅行需要は回復傾向に


国土交通法が発表した「旅行・観光消費動向調査 2022年年間値(確報)」によると、新型コロナウイルス流行前である2019年の国内旅行全体の延べ旅行者数が「約58,710万人」であるのに対し、2020年は「29,341万人」と半減。


しかし2022年には「41,785万人」と、新型コロナウイルス感染症流行前の水準までは戻っていないものの、回復傾向が見られます。2023年の延べ宿泊者数をみると、10月は4,133万3,000人泊で、2022年同月(4,196万9,000人泊)と比べると98.5%、2019年同月(3,979万1,000人泊)と比べると103.9%という結果となり、宿泊者数は大幅な回復傾向にあるようです。


また、オリンピック開催など世界的なイベントを控える2024年は、世界中で観光や娯楽を楽しむためにさらに多くの人々が国外へ旅行をすると予想されています。


2024年の海外旅行者数は1,450万人(対前年152.6%、対2019年72.2%)と、2023年と比較すると約1.5倍に増加する見込みだそうで、さらに平均消費額は34万2,100円(対前年105.5%、対2019年144.2%)とこちらも前年比を上回り、2000年以降で最高額になると予想。


世界的にも旅行で人々が行き交うことが予想される2024年。キュナードは「非日常を味わうことのできる客船での旅行」を提案し、今年様々な体験を届ける予定と説明。


初の東京発着クルーズに就航するクイーン・エリザベス。そして5月3日、イギリス・サウサンプトンを拠点にキュナード4隻目の豪華客船クイーン・アンがデビューすることも告知しています。


 


2024年はクイーン・エリザベスが初の東京発着クルーズを実施


今年のクルーズコースは台湾の港にも寄港し、春爛漫の季節から初夏にかけ風光明媚な寄港地を周遊。さらに初めてとなる東京発着クルーズも実施となります。



今年は東京を発・着とするクルーズを8コース用意し、外国語がしゃべれない方でも安心出来るよう日本語サポートスタッフが乗船し、快適な船旅を手伝ってくれます。


コース例として、日本を周遊しながら韓国・釜山を通り、そのままぐるっと東京へ戻る11日間のコース。



そして東京から台湾の花蓮・基隆を巡り、沖縄・石垣島と那覇を通って東京に戻る10日間のコースなどが登場。



日常から離れ、船上で味わう贅沢な食事。さらにダンスやアフタヌーンティー・ショー・コンサートなどの多彩なアクティビティを船上で毎日開催し、魅力溢れる時間を楽しめます。



さらに賑やかな昼とは雰囲気が一変し、夜は艶やかなフォーマルウェアにドレスアップした乗客が船内を彩り、エレガントな雰囲気が漂うひとときとなるなど、特別な船旅が楽しめるクルーズ。


興味がある方はぜひ申込みを行ってみてはいかがでしょうか。


日本発着クルーズ詳細:https://www.cunard.jp/qe-japan/


 


コース紹介(一部抜粋)


●「新緑の西日本歴史名所巡り11日間」



日程:2024年4月16日〜2024年4月26日

寄港地:東京、神戸、高知、釜山(韓国)、長崎、広島

価格:海側バルコニー

参考代金:300,000円〜

※2名1室利用時の1名あたりの料金(租税、手数料および港湾費用別)


●「ゴールデンウィーク新緑の日本周遊と韓国 10日間」



日程:2024年4月26日〜2024年5月5日

寄港地:東京、青森、秋田、釜山(韓国)、長崎、鹿児島

価格:海側バルコニー

参考代金:350,000円〜

※2名1室利用時の1名あたりの料金(租税、手数料および港湾費用別)


 


クイーン・アンが2024年5月3日にデビュー!


今回キュナード4隻目となるクイーン・アンは、イギリス・サウサンプトンを拠点とし、地中海・スカンジナビア・カナリア諸島・ノルウェーのフィヨルドなど、デビューから2024年末までに合計31のクルーズを実施予定とのこと。



クイーン・アンの建造中の船内が世界初公開されており、完成に向けて出来上がっている船内の様子が確認出来ます。


画像上は完成イメージ、画像下は2023年10月5日の世界初公開時のもの。


●ブリタニア・レストラン




●ザ・パビリオン




●マレール・ウェルネス&ビューティー




●クイーンズ・ルーム




クイーン・アンは、古代遺跡や美食、ヘリコプター遊覧、プライベート・シュノーケリングに加え、ヨーロッパの有名観光地で混雑や行列を避けられるなど、特別感のある寄港地での観光ツアーを用意。


クイーン・アンに乗船するゲストだけが予約・体験することが出来る特別な寄港地観光ツアーを提供するそう。


また、キュナードが提供するオリジナルジン「クイーンズ・ジン」に、新たにクイーン・アンエディションのジンが加わります。


1700年代のアン女王の時代に統一されたイギリス諸島の自然の美しさと植物の多様性を表現しウッディな香りのマリアアザミ・ヘザー、ピリッとしたシーバックソーンなどのハーブをブレンド。


クイーン・アンのバラの花びらとカシスの葉の甘さでバランスを整えたユニークな風味が特徴となってます。


さらに、数々の賞に輝く演劇プロデューサーであるデビッド・ピュー氏とキュナードのコラボレーションも決定。


今回のコラボにより上演が決まった「Brief Encounter(ブリーフ・エンカウンター)」は、ノエル・カワードの戯曲で1945年に映画にもなった「逢びき」を独自に脚色した作品で、演出はエマ・ライスが手掛けるとのこと。


船内のシアター「ロイヤル・コート・シアター」で、予約・追加料金不要で観劇が可能となっています。詳しく知りたい方は詳細ページをご覧ください。


クイーン・アン詳細ページ:https://www.cunard.jp/queen-anne/


 


普段通りの日常が戻り、旅行需要が高まることが予想されている2024年。


ちょっと贅沢で非日常を味わえる旅をしたい方は、クイーン・エリザベスが就航する初の東京発着クルーズを行うなど、今注目のキュナードで楽しいクルーズ体験を味わってみてはかがでしょうか。


キュナード:https://www.cunard.jp/

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 キュナードが初のクイーン・エリザベスによる東京発着クルーズ開始&4隻目の豪華客船クイーン・アンがデビュー