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「edone(えどね)」は、東京都中央区馬喰横山にある複合施設。
edoneは「江戸(edo)の地で、音(ne)を届ける」をコンセプトに、現代を生きる私たち日本人に、日本の伝統文化に対して興味を持ってもらうことを目的として、2021年12月にオープンしました。
食事・音楽・映像を通し、自然な形で日本の伝統文化に触れてもらうことを目標として、様々なサービス・店舗が揃う施設。
edoneに来てくれたユーザーに楽しんでもらうことを1番として、edoneを通して日本の伝統文化に触れる機会を提供していることが特徴です。
例えば、結婚式・卒業式・成人式・正月など以外では、現代の日本人が着なれない着物。
edoneビルには「和Café」「和楽器体験ルーム」「和風柄背景の撮影スタジオ」などが用意されているため、「思わず着物を着たくなる」だけでなく、和文化や着物ファッションを楽しみながら遊べる環境が整っていると説明しています。
まずedoneビルでは、和の文化体験が出来る施設が多数存在しています。
1〜2階には、「Café&Bar edone」にて、食事を楽しむことが出来ます。こちらではホットサンドやモーニングプレート・デザートの他に、米にこだわったおにぎりを中心としたワンプレートメニューが楽しめます。
また、三味線音楽「長唄」などを習うことが出来る三味線教室も定期的に開催しており、講師には、嘉永元年に結成した「杵勝会」の杵屋裕太郎先生をはじめとしたプロの先生方が教える体験レッスンを、1時間から始めることができるそう!
実際に杵屋 裕太郎先生に話を聞いてみました。
初回に実施した体験学習会では、山田邦子さんが講師を務めてくださる内容で、たくさんの長唄・三味線体験希望者を集めてくれました。さらに三味線練習のための備品や道具もたくさん提供してもらいました。山田邦子さんが明るく楽しく講師を務めてくださり、若い世代にも長唄・三味線に親しむきっかけを作ってくださいました。これを手本にして、もっと気軽に、もっと身近に、もっと魅力的に、広く和文化や伝統芸能を学べる環境(拠点)を作れるように努力してまいります。
※山田邦子さんは、2018年に長唄名取『杵屋 勝之邦(きねや かつのぶくに)』を襲名
(edone HPより引用)
また、ビル5〜6階には撮影スタジオを用意しており、ここで撮影した画像・動画を編集し、発信することが出来るそう。YouTubeのライブ配信も可能です。
スタジオはイベント会場としても利用されているそうで、上述した三味線教室や演奏会などもこちらの6階で開催されています。
日本橋には古き良き日本文化があり、このedoneビル界隈にも多くの呉服店や着物問屋が並んでいる地域。
またお隣の秋葉原は、漫画・アニメ(コスプレ他)・ゲームを中心とした世界に誇る新たな日本文化の拠点。
そこでedoneビルのスキーム(スタジオで撮影〜編集〜配信)を利用すれば、手軽に日本中また世界中へ情報発信出来るだけでなく、同時にジャパン・カルチャー・ミュージック(和楽・邦楽)好きが集まる拠点として機能するのではないか、と考えたことがedoneビルを建てたきっかけだったそうです。
2023年3月24日~26日の3日間、「東京キモノショー」のサテライト店舗としてedoneビルも参加。
今後も同イベントへの継続参加を含め、隣接する問屋街のイベントへ参加し、引き続きの地域との交流を図りながら地域が必要としている当ビルの在り方を探求。
地域密着型の施設となるよう尽力し、地域イベントへの積極的に参加するとコメントされています。
当日は様々な店舗が出店予定となっており、和マルシェの出展規模も過去最大となっているので、是非和文化を体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
東京キモノショー特設ページ:https://tokyokimonoshow.com/
日本が誇る伝統文化には、現代人があまり身近に感じられないものもあるのが実情。その和の伝統文化を身近に感じて体験出来る施設「edone」では、様々な催しを実施中。
また、和の文化が体験出来るだけでなく、ストレッチ・エクササイズスタジオやエステサロンなども存在。1日中遊べる環境が整った施設となっています。
各種提供サービスや施設・イベント等の詳細については、公式WEBサイトなどからご参照ください。
edone公式:https://edone.jp/