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コンセプトは、
『和の伝統文化に触れ、”本当の浅草”を感じる体験型ホテル』
外観はモダンで品があり、檜の温かみによって和を感じられるエントランス。
「浅草ビューホテル アネックス 六区」が建っている場所には、かつて地域の賑わいに貢献していたアールデコ様式の映画館が建っていたそうで、そのアールデコ様式はホテルの建物にも引き継がれています。
また、夜には外壁照明『アサクサ ライムライト』によって、昼間とは違った景観も魅力的。
歌舞伎座・南座を手掛けた石井リーサ明世氏監修のもと、カラーインスピレーションは季節に合わせた3種類の白・浅草寺の朱色・松竹の緑色・法破の藍色・歌舞伎の定式幕・祝い幕によって作られています。
また、「ライムライト」は「スポットライトで注目を集める」という意味で使用されるようになり、英語で「名声」の代名詞となりました。
『アサクサ ライムライト』は浅草内外からも注目を集めるようなデザインされた照明として期待が込められています。
10階エレベーターホールにて。大きな歌舞伎の絵画がお出迎え。かなりインパクトがあります。
9階でも歌舞伎役者の演者絵を現代的に表現したアートがあり、館内にはいたるところで、文化に触れることができました。
そして客室へ。
まずは10階にある客室からご案内していただきました。
客室タイプは、「スタンダード」「モデレート」「ユバーサルツイン」「デラックスルーム」「コンセプト」の5つのタイプがあります。
コンセプト「浅草」
ベッド周りの四面の襖には浅草の街並みの絵画が描かれており、まさに体験型の客室。
こちらはコンセプト「歌舞伎」
客室でも和の文化に触れることができます。客室に入った瞬間、ド迫力でたまげてしまいました。
コンセプト「江戸」
お気づきでしょうか?
こちらは文字になっており、「うなぎ」の文字が襖に描かれており、うなぎも絵の中に隠れています。
他の三面の襖にも、猫が文字に擬態している絵画があり、とても可愛いお部屋でした。
コンセプトルーム以外の客室も、温かさや温もりを感じられ、ゆっくりとくつろげる客室です。
とても落ち着く客室で、これも『和』の文化ならではの安らぎ空間。
ホテル最上階にある宿泊者専用プレミアムラウンジ『FURUMAIーふるまいー』では、浅草の街やスカイツリーを眺めることができます。
写真が…。窓の左側にスカイツリーが見えますよね!
こちらが夜の『FURUMAIーふるまいー』のワンシーン。
夜に煌めくスカイツリーを眺めながら、しっぽりできる空間。こんな素敵な景色を眺めながら、夜の時間を過ごしたいです。
そしてプレミアムラウンジでは、舟和本店のあんこ玉、常盤堂本店の雷おこし、満願堂本店のどら焼きなど浅草銘菓を焙煎したてのコーヒーやお飲み物と共に無料で召し上がることができます。
どれも美味しくて、和菓子が大好きな私は永遠に食べ続けてしまいそうでした。
1階のレストラン「ブロードウェイ六区」に併設する「檜舞台」では浅草芸者の舞や無声映画と活弁士の掛け合い、三味線や琴の邦楽演奏、サイレントフィルムの上映など様々な舞台興業が見目白押し。
どの公演も普段はあまり目にする機会がないので、とても貴重な体験ができます。
「檜舞台」
旧歌舞伎座で使用していた檜板を移築した舞台。
ホテルにこんなにも豪華な和を感じさせる舞台があるなんて、これぞ「粋」です。
浅草芸者さんの舞。
3月には宿泊者限定での特別公演があるそうです。
●3月18日(土)18時30分~、20時~ 東京浅草組合 芸者衆による公演
●3月25日(土)19時30分~、20時30分~ 活弁士、麻生八咫・子八咫による公演
どちらも伝統文化に触れる貴重な体験ができます。
1階にあるレストラン『ブロードウェイ6区』では舞台興業を鑑賞しながら、お食事もできます。
朝食では、メインプレート+ビュッフェのスタイルでシェフが目の前の鉄板で調理してくれるので、ライブ感も楽しめます。
メニューも7種あり、
浅草ビューホテル「穂乃華」のパンと浅草ベーコン。浅草海苔や万久味噌など地元浅草の食材を使用した「浅草バーガープレート」
浅草老舗の市川豆腐を混ぜ込んだクリームソースをかけた「おいものフレンチトースト」
下町と言えば、深川めし。浅草伝統の万久味噌を使用したお味噌汁付きの「深川めし和食膳」
その他にも、オムレツやスクランブルエッグ、ポーチドエッグにフライドエッグと、どれを食べるか迷ってしまう素敵な朝食のラインナップ。
朝食に美味しいものを食べれた日には、1日の始まりが素晴らしい気分になりますよね。
どのメニューも美味しかったのですが、私のお気に入りは「浅草バーガー」です。パンがとても美味しくて、パテやソース、野菜とも相性抜群でした。
二階ロビーに戻ってきました。フロントもスタイリッシュかつ、和を感じさせるデザインでかっこいいです。
「浅草ビューホテル アネックス 六区」を内覧させていただいて、『和の伝統文化』を存分に体験できました。
「こんなに一度に和の文化を堪能できる宿泊施設は、他にはあまりないのでは・・・。」と思います。
上記で紹介した他にも、
東京随一の繁華街として隆盛を誇った、当時の「浅草6区興業街」を展示したジオラマ。
この地にあった映画館の記憶を伝えるよう展示されている、昭和初期に実際に使用されていたミッチェル投影機。
などなど、随所に浅草らしさと文化をたくさん感じれます。
内覧をして感じたのは、古き良き浅草と和の文化を体験できたのはもちろんですが、下町人情にも似た「温かみ」をホテルから感じれました。
檜の温もり・レトロモダンのデザイン・照明・アート。全てのものに温もりがあり、これまでの浅草が培ってきたものを受け継ぎ、未来に向けて発信していく心意気を体感した気がします。
是非、東京観光や浅草観光の際には、「浅草ビューホテル アネックス 六区」に宿泊して、古き良き日本の文化を心も体も全身で体験してみてください。
【施設名】浅草ビューホテル アネックス 六区
【所在地】東京都台東区浅草2丁目9番10号
【アクセス】つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩2分、東京メトロ銀座線「田原町駅」徒歩8分、東武スカイツリーライン・都営浅草線「浅草駅」徒歩10分
【施設構成】客室199室、レストラン(舞台付)、ラウンジ&バー、フィットネス
【経営】日本ビューホテル株式会社
【開業日】2023年3月18日(土)