グローバル通販サイト「Pinkoi(ピンコイ)」は、アジア各国のデザイナーが手掛けるトレンド商品の展示会イベントを開催。それに伴い、11月9日に発売開始となったSNSで話題の小型デジタルカメラ「Paper Shoot(ペーパーシュート)」の最新モデルのお披露目も行われました。

会場となった新宿区百人町にあるDOMOCAFEは、新大久保駅前の喧騒から離れたホッと一息落ち着くことのできるカフェ。台湾コーヒーやタピオカのシフォンケーキなど台湾文化を楽しむこともできます。

新大久保エリアは日本最大のコリアタウンとして有名な行楽スポット。日本では韓国のトレンドを追っている方も多いことから、根強い人気カルチャーの地としても周知されています。

今回Pinkoiでは韓国だけでなく、アジア諸国のトレンドに焦点を当てて様々な商品の紹介をしていただきました。

 

国境を越えたデザインの百貨店

Pinkoi日本支社長の堀太樹さんが登壇され、ご挨拶とPinkoiの理念について、スライドを交えご説明されました。

Pinkoiとは台湾発・アジア最大級のグローバル通販サイトで、創業は2011年(日本は2015年)で、2022年で11周年となります。

共同創設者であるPeter Yen(ピーター・イェン)さんは、「日本やアジアのデザイナーと比べ、欧米のデザイナーの方が商品を売ることに対して積極的」と感じられたことをきっかけに、「日本やアジアのデザイナーがもっと商売で成功できる場所を作ってあげたい」という思いから本サービスの提供を開始されたと説明されています。

世界各地のデザインプロダクトをデザイナーから直接購入することができるので、「国境を越えたデザインの百貨店」として世界の人々の生活をより豊かにしていくことを目標とし、世界と日本に目を向けられています。

Pinkoiで取り扱われている商品は、日本では未展開・未上陸の商品が大半を占めており、日本にいながらアジア圏を中心としたデザイン性の高いトレンドの雑貨やファッションに巡り合うことができます。

そしてPinkoiは、世界のトレンドを日本に提供するだけでなく、日本のデザイナーによる商品も世界に発信中。

昨今の円安によって海外からの日本商品に対する人気が高まっており、日本国内の2022年のショップオープン数は昨年の1.8倍となっているそう。日本のデザインブランドの商業化・国際化にも熱心に取り組まれています。

 

海外文房具に注力

Pinkoiでは海外文房具にも力を注いでおり、「いつでも、好きなものを、好きな時に、好きなだけ」をモットーに、取扱数ナンバー1を目指しております。

こちらは台湾のブランド「La dolce vita」のステッカー。

こちらは韓国のブランド「hwara」のステッカーとマスキングテープ。

 

Pinkoiでは、その他にも「普段日本では巡り合うことができない海外文房具ブランド」が多数出店中。

海外ブランドのアイテムということもあり、「送料がかかってしまう」点を懸念されている方についても、11月22日からスタートする「まるっとマル得便」で送料も無料となるため必見です。

※人気デザイナーと取り組み、日本のお客様に指定した一定金額のご購入で送料無料とPcoins増量を提供。

 

デザイン・機能性抜群のPaper Shoot

そして最後に堀日本支社長からPinkoi公式ショップにて11月9日発売のPaper Shoot(ペーパーシュート)最新モデルのお披露目となりました。

台湾の「Paper Shoot」は、スマホなどで手軽に写真を撮れる時代に、「あえてアナログ」で昔ながらのカメラ体験を「そのまま」味わうことができるカメラブランド。

その名の通り薄くて軽い、そしてデザイン性の高いデジタルカメラです。紙でできたボディは50種類以上あり、自分好みにカスタマイズも楽しめます。

一眼レフカメラなどを代表とする「多様な機能を備えたカメラ」は、扱い方が難しかったり機能を持て余す方もいるのではないでしょうか。

Paper Shootでは四つの撮影機能を追求。スイッチ一つで簡単に切り替えることができるので、自分だけの特別な一瞬を思うがままに写真に残すことができます。

 

それだけではないPaper Shootの高スペック!

薄型・軽量でデザイン性に特化したカメラでは、「あまり綺麗に写真が撮れないのではないだろうか・・・。」と失礼ながら思ってしまいました。

しかし!最新モデルとなった本商品は画素数「1800万画素」で、とにかく写真が綺麗。

デザイン性は当然抜群で持ち運びも便利、さらに写真が綺麗と文句なし。新たなトレンド商品となること間違いなしな商品です。

カメラのレンズも豊富で撮影の幅が広がります。マグネットタイプなのでレンズの取り外しも簡単。


レンズによって写真の映り方も様々。その時の気分で写真を楽しめます。

さらにカスタマイズアイテムのハンドクランクをつければ動画も撮影可能。

クランクを回す速度を調節することで、動画のスピードを自分で操作できるので、金曜ロードショーでおじいさんが回すカメラのように「クランク」を回すことで、昔ながらのカメラの楽しさを体験できます。

「フラッシュアタッチメント」をつければ暗い場所でも、撮影が可能。

撮った写真はSDカードに保存され、パソコンなどで閲覧できます。

自分で撮った写真を家で初めて見る瞬間は何とも言えないワクワク感があり、一瞬を切り取った世界が再び写真となって蘇る感動を味わえます。

撮った写真をその場で見れてしまうスマホには無い「趣き」や「面白さ」を、Paper Shootで是非体験してみてください。

商品ケースの中身もレトロで味がありカッコイイ。

昔ながらの良さを最大限に生かしつつ、高性能でもあるPaper Shootは日本でもブームを巻き起こす商品となる予感がします。


※従来モデルとの比較概要

 

アジアンニュートレンドの紹介

続いて、ピンコイ株式会社のマーケティング コミュニケーションズ マネージャーを務める別所ゆかりさんと、台湾ナビゲーター・インフルエンサーのkeiko在台灣さんのトークセッションが行われ、アジアの新しいデザイントレンドについて「アップデート」「サステナブル」「ミニマル」の三項目に分けて、商品をご紹介していただきました。

keiko在台灣さんはメイクやファッションを台湾ブランドで揃えてこられており、鮮やかなオレンジ色のアウターがとてもお似合いでした。

 

【Update】したブランド

ライフスタイルの変化から、自国の良さを見つめ直すことで「再発見」されるなど、中国のZ世代を中心に話題の「国潮(中国の要素を取り入れているファッショントレンドのこと)」ブームで、伝統を大切にしながらも現代風にアップデート。

また、台湾で大きなムーブメントとなっている「文創(古き良きものを生かし、新しい文化を生み出すこと)」という考え方を取り入れ生かされたアイテムも展開されています。

●Mcha STUDIO(中国) ※画像の左二点

東洋の美学に基づき細部までこだわりぬかれています。襟元などがチャイナドレスのモチーフとなっており、中国のエッセンスが入っているのが特徴。

国潮ブームの先駆けとなったブランドです。

 

●eden-cheongsam(中国) ※画像の右二点

ターゲット層が若いブランド。数十年にわたって高級チャイナドレス店を営んでいた母親の影響を受けた娘がデザイナーとなり、母親と二人で制作しているブランド。

個性豊かで華やかなデザインが特徴となっているほか、一着5000円〜6000円ほどで購入できる「プチプラ」ブランドとして人気となっています。

 

●Wolf tea(台湾)

文創をまさに表現されたブランド。父から20年以上の選茶経験を受け継いだ息子がテースティングを何度も繰り返し、アップデートされてたどり着いた台湾茶のブランド。

狼のロゴが可愛く、台湾土産などギフトとしても人気の台湾茶です。

 

●daughter(台湾)

経営者である父から娘が引き継いだ自然派スキンケアブランド。

ブランド名のdaughterも父から娘が引き継いだことに由来されています。

台湾のスキンケア部門でトップクラスの人気があり、リピーターがものすごく多いのだそう。

 

【サステナブル】環境に優しいブランド

今では世界的なトレンドでもあるサステナブル。台湾ではサステナブルという言葉が生まれる前から、環境問題への意識は国民に浸透されていたそうです。

●印花楽In Blooom(台湾)

サステナブルを考慮した台湾発のデザインブランド。大学で芸術学部を卒業した3人の創立者が、2008年に印花楽を設立されました。

本企業は、米国の非営利団体「B Lab」によって認証される、「B Corp」を取得している点が特徴。

「B Corp」とは、社会・環境といった公益に対して、高いパフォーマンスを示す営利企業であることを認証する国際的な制度で、取得するのがかなり難しいとのことです。

印花楽In Blooomは美しく、環境に優しいライフスタイルというコンセプトで作られています。

keiko在台灣さんも印花楽In Blooomのランチョンマットを普段から使われているそうです。

 

●heme(台湾)

韓国コスメブームの次は「台湾コスメ」の人気が高まっており、その台湾コスメブームの火付け役となったブランドの「heme」。

“he&me(彼と私)”に由来している、シンプルながらも高機能で、ジェンダーレスなコスメブランド。

パッケージが紙でできており、落としても割れないため、環境にも配慮されています。

台湾のドラッグストアーでも販売されており、国民から愛されているコスメブランドです。

 

●FreshO2(台湾)

日本未上陸で100%ヴィーガンの台湾コスメブランド。可愛いパッケージがZ世代を中心に話題を集め、ネクストブレイクのコスメブランドの筆頭になっております。

アーティストやアニメなど多岐にわたるコラボレーションを行っており、韓国の世界的に活躍されているメイクアップアーティストのトニーさんとのコラボレーションも行われていました。

 

【Minimal】タイパの良いブランド

タイパとは時間を効率的に使う、「充実した時間の使い方」などの考え方(タイムパフォーマンス)です。

夜市などを代表する台湾の市場では、「ビーフン」や「おにぎり」などの食品はビニールにいれて提供され、台湾では時間効率の良いお馴染みの文化となっております。

●LASTY(台湾)

「より直感的な製品を設計し、長持ちさせましょう! 」それがLastyの核となるコンセプトです。

台湾のテイクアウト文化から創られた包装いらずで、すぐ食べられるバッグ兼タッパー。冷凍庫にそのままに入れることもでき、電子レンジの使用も可能です。

 

●JNFネイル(台湾)

マニキュア特有のツンとする匂いがなく、石鹸のような香りがする微香性タイプ。

除光液などは不要で簡単にはがせる、爪に優しいマニキュアです。

 

身近なアジアですが、海外旅行に行く時間のない方やコロナ禍でまだ海外は不安だという方も、越境ECサイトのPinkoiで日本ではあまり見かけないアジアントレンドの商品を手に入れて、世界の文化を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ECサイト:https://jp.pinkoi.com/

情報提供元: TORSO JACK
記事名:「 越境ECサイト「Pinkoi」によるアジアントレンド商品のご紹介