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同調・同質化されてきている暮らしに対し、「もっと自分らしく、もっと服を選ぶように自由な暮らしを提案したい」と考え、これまで続けてきたと説明。
「固定概念にとらわれず、自由でユーモアのあるデザインがしたい」山下氏のそんな溢れ出す遊び心を、プロダクトを通して表現しているブランドです。
インテリア・建築デザイン・都市の計画といった、幅広い領域でデザイナーとして活躍し、日々多くのプロジェクトを担う山下氏にとって、プロダクトは空間を構成する最後のピースであり、「まるで服のように近くで人を包み込み、自由に人を表現するもの」と捉えていると説明。
常識に縛られない独創的な視点から生み出す繊細なオリジナルプロダクトを出発点に、DAFT about DRAFTの世界観を構築しています。
DAFT about DRAFTのフラッグシップストアは、8月27日よりオープン。
それに先立って、メディア内覧会が開催されました。
インテリア・プロダクト・ライティング・植物・アート・音楽など、細部にわたってトータルディレクションされた空間は、落ち着いた雰囲気で居心地も抜群。
オリジナルにデザインした個性豊かなプロダクトを中心とし、日本初上陸のアイテムを含んだ海外セレクトブランドが集い、ホリデーシーズンから日常使いまで、新しいライフスタイルを提案しています。
今回フラッグシップストアをオープンした山下氏は、このブランドを出すことになったきっかけについて、
「あるプロジェクトで、プロダクトやインテリア・建築デザインまで全てやってもらいたいとなって、描き溜めていたもの(デザイン)があって、折角面白い形がいっぱいあるのに、形になっていかないのはもったいない。」
というのが始まりだったそう。
描き溜めはスタート時から含めて15年程ストックされていたそうで、今回のフラッグシップストアには直近5年程の描き溜めから生まれたプロダクトが揃っているそうです。
表参道に出店されたことで、街にフォーカスしたことも明かしています。
「東京の色々な情報・文化と混じり合った中に、どこかちょっと日本らしい感じで、それでも保守的な感じではなく、攻めたファッション性のプロダクトが出来たらいいなと。」
昨今の情勢の変化で、人のために見せるのではなく、自分だけに向けたラグジュアリーなものをインテリア・家具で絶対表現出来ると考えていた、と語る山下氏。
「似たり寄ったりな家具ではなく、この家にはあの人の”好き”が詰まっている。というものが表現出来るといいなと、昨今の情勢の中で凄く感じています。」
素材にもこだわりを持ち、一般の消費者が殆ど見ることがないであろう、プロの方達が使用するような素材もわざと使っており、特別感を出しているDAFT about DRAFTのインテリア。
「1点作るのに、大体普通だと8ヶ月〜1年程掛けて(完成に向けて)詰めていきます。それを全部並行で走って、全部まとめて1年くらいでやってました。
プロジェクトが(15年分)描き溜めていたものもあって、試作したりもしていたので、スムーズにプロダクトを作り上げることが出来ました。」
と語られていました。
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-9-8
アクセス:東京メトロ銀座線・千代田線・副都心線「表参道駅」A2出口より徒歩2分
電話:03-6721-1521(店舗直通)
営業時間:11時〜19時
定休日:水曜日
メールアドレス:contact@daft-about-draft.com
HP:https://daft-about-draft.com
「人が居る事で空間を完成させる、それをテーマに家具を作っている。」とも語られた山下氏。人が使うことで初めて完成する空間を担うインテリアを、デザイナーとしてのこだわりを凝縮させて作られているブランド「DAFT about DRAFT」
DAFT about DRAFTのフラッグシップストアは、人に見せるためのものではなく、自分にだけ向けた「内向きなラグジュアリー」が見つかるショップです。