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ポップアップショップなどで人気を集めていたルル メリーが、初の路面店『ルル メリー 青山通り店』を出店。早速、渋谷にある店舗を取材してみた。店内の様子と商品2つを食べたレビューをお届けしよう!
メリーチョコレートカムパニー(東京都)は1950年創業のチョコレートメーカー。バレンタインデーなどのギフトでお馴染みだが、2017年には新ブランドRURU MARY’S(ルル メリー)を立ち上げている。
百貨店やポップアップショップで人気を博して来たルル メリーが、2023年6月21日に初の路面店『ルル メリー 青山通り店』を遂にオープン! ブランドの世界観が詰まったお店を訪れてみた。
『ルル メリー 青山通り店』があるのは、国道246の一部・渋谷駅を終点とする青山通り沿い。渋谷駅B5出口より徒歩6分・表参道駅B2出口より徒歩8分という、駅前の人混みを抜けた立地のビルの1階にある。
ショーウィンドウや店内装飾の細部にまでこだわりを感じるクラシカルな空間。
壁は一面深緑色で、鮮やかな青のパッケージが非常に良く映える。壁の緑は森や木々を、パッケージの青は海や空、水や湖をイメージしているそう。棚に並ぶパッケージにはバラやチューリップなどのイラストが描かれているため、まるで自然豊かな森や公園を訪れたような気分に!
洗練されつつも、どこか温かみがあるのも魅力。花々のイラストは、植物図鑑のような美しさや懐かしさを感じさせるレトロ調のデザインが素敵。また、陳列棚の特徴的な柱は、アンティーク家具の脚をイメージして、職人が手作りしたものなのだそう。
金の飾り棚など贅沢さを感じさせる要素もあり、まさに「ゆったりと、豊かで、幸せな、楽しい時間を。」という、ルル メリーの世界観を表した店内だ。
そんな店内で販売されているのは、見た目にも美しいお菓子達。ルルガトーは、バターをたっぷり使った焼き菓子で、バター・グリオット・ショコラ・キャラメルナッツの4種類。
モノトーンの箱を開けるとカラフルなイラストが、さらにそれを開けるとかわいいルルガトーがやっと顔を出す。箱を開けるワクワク感の演出も、ブランドのこだわりだ。
ショコラテリーヌは、カカオの濃厚さを堪能できる贅沢な一品。プレーンの他、オレンジスライスを生地に混ぜ込み、トッピングしたオランジュと、ブランデーで漬けたチェリーを生地に混ぜ込んでトッピングしたグリオットの3種類。
ルルショコラとショコラサブレは実際に食べてみたので、レビューを交えて紹介しよう!
全10種類あるルルショコラは、中にナッツやフルーツのフィリングを詰めたボンボンショコラ。職人が1つずつデコレーションを行っており、個性豊かな見た目が食欲をそそる。
「あまおう苺」は、あまおうのピューレとパウダーを使ったガナッシュトリュフ。香料不使用なのに、驚くほど苺の香りや酸味が楽しめた。ホワイトチョコレートとの相性も、言わずもがな抜群!
「ピスタチオ」は、ミルクチョコレートでコーティングされたジャンドゥヤ。ピスタチオをローストしたペーストが入っているため、口いっぱいにピスタチオの風味が広がる!
「ジャンドゥヤフリュイ」はアーモンドプラリネ使用で、また違った味わい。ドライフルーツが入っているため、フルーティな酸味と粒感を楽しめる新感覚のジャンドゥヤだ。
その他のショコラも、主役となる素材の味わいが非常にはっきりと伝わるものばかり。1粒1粒の食感やアクセントにも工夫があり、長年チョコレート作りを行うメリーの真髄が感じられた。
ちなみに、ルルショコラは、ブランドを代表する商品として、ブランドのロゴをデザインした箱で販売されている。自由な組み合わせで3~12個箱に詰めてもらえるので、きちんと感を出したい時の手土産にも、ちょっとしたお礼やプチギフトにもおすすめ。
ショコラサブレは、ナッツをのせたクッキーにチョコレートを厚めにコーティングした一品だ。1箱に2種類入りで、ナッツとチョコレートの異なるハーモニーが楽しめる。
マカダミアナッツは、ミルクチョコレートのコーティング。ヘーゼルナッツは、スイートチョコレートがコーティングされている。
バターの香りがきいたサクサクのクッキーと、ナッツとチョコレートは文句なしのマッチング! ナッツが大きめなので、味・香り・食感のどのアクセントとしても大きく役立っていた。全体的に素朴な味だからこそ、飽きが来ず、また食べたくなるようなおいしさだ。
ちなみに、店舗では花のイラスト入りのショップカードがもらえる。8種類を店頭でランダムに配布している。シールになっているので、訪れた記念に手帳などに貼ってみてはいかがだろうか。
ほとんどの商品は通販でも手に入るが、ルルショコラは店舗のみでの販売。『ルル メリー 青山通り店』は大人の女性がキュンと来る空間。ぜひ足を運んでみて欲しい。