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甘くて程よい酸味が特徴の群馬県発祥スナック「ムラオカのごんじり」が、パッケージにキツネのキャラクターを招いてリニューアル。シリーズ化した『ムラオカのごんじり 35g 梅しそ』は、適度な塩味も味わえるアウトドアのお供にぴったりなポケットサイズのおやつだ。でも、ごんじりってどんな味がするの?
「ごんじり」とは、群馬県発祥の甘くて程よい酸味の効いた寒干大根のスナックのこと。関東以北で知られている定番のおやつ兼おつまみだ。「梅しば」などを展開する村岡食品工業(群馬県)は、この「ごんじり」を1995年より個包装のおやつとして発売。5年前から特定のコンビニでキツネが描かれたパッケージで地域限定販売を行い、女性を中心に大好評を得た。
そしてこの度NBブランドのパッケージを一刷し、キツネのキャラクターを招いた新シリーズとなってリニューアルを実施。それこそが『ムラオカのごんじり 35g 梅しそ』(35g・希望小売価格 税込130円・2023年6月発売)だ。ぽこっと出たお腹が可愛らしい。
「ごんじり」は、大根を寒干しして乾燥させた後、茹でて殺菌。独自の調味料に漬け込んで作られている。お気づきかもしれないが、油で揚げるスナックではなく、おやつとして作られた酢漬けというわけだ。カロリーは低く、程よい塩味や甘み、酸味がきいた昔ながらの味となっている。
『ムラオカのごんじり 35g 梅しそ』は、同社の看板商品である「梅しば」の味わいに仕立てたひと口サイズの「ごんじり」で、調味料に梅酢を加えた梅しそ風味となっている。同社のロングセラー商品のコラボというわけだ。とはいえ、「ごんじり」の認知度は北関東では高いが全国的には知られていないため、その味をイメージできる人も少ないはず。さっそくご当地の味をたしかめてみよう。
開封すると、梅風味のたくあんの匂いがぶわっと広がる。結構強めなので、会社のデスクなどで食べるのはおすすめしない。
1つの大きさは約2×1.5cm。ひょいと口に入れてみると、ポリポリと音の鳴る食感。というか、たくあんそのもの。水分がほとんどなく、いぶりがっこに近いだろうか。
酢は角が丸くやさしい酸味。梅の風味がきいていて、さわやかな仕立てとなっている。塩味もあるのだが、ぬか漬けのたくあんほど辛くなく、ほんのりと広がる甘さが印象的。味がしっかりと染みているから、最後まで噛み続けたくなるおいしさだ。漬物好きな記者には、どストライクな味。
飲み物を合わせるなら、やはりお茶がおすすめ。暑い季節に冷たいお茶と一緒に食べると、これはもうたまらないおいしさ。
大きさは約16.5×11cmで薄く、カバンや大きめのポケットにスッと入るサイズ感。チャックがついているので、ちょい食べにもぴったりだ。熱中症対策にもひと役買ってくれるから、アウトドアシーズンにぴったりだ。
全国の量販店、ドラッグ、ディスカウントショップで発売中。同時発売された唐辛子仕立ての「ムラオカのごんじり 30g うま辛!」も要チェックだ。