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「世界のカップヌードル」シリーズに『カップヌードル シンガポール風ラクサ』が、3年ぶりに復活! 2015年に発売し、終売した後ももう1度食べたいとの声が多く寄せられた“復活リクエストNo.1”フレーバーだ。シンガポールの代表料理「ラクサ」を「カップヌードル」流にアレンジした、まろやか&スパイシーな味わいを今一度味わってみよう。
日清食品(東京都)の「世界のカップヌードル」シリーズは、 “世界のおいしいを、お届け!”をコンセプトに、世界各国の料理を素材やレシピにこだわり、「カップヌードル」流に再現・アレンジした「カップヌードル」のこと。いつもとは違う味わいが楽しめると、女性を中心に人気のようだ。
この第2弾商品として2015年に登場したのが、この度“復活リクエストNo.1”に輝いた『カップヌードル シンガポール風ラクサ』(80gうち麺60g・希望小売価格 税込231円・2023年4月10日発売)。シンガポールの代表料理「ラクサ」を再現しており、まろやかなココナッツミルクをベースに、濃厚でコク深いスパイシーなスープに仕立てられたフレーバーだ。
ラクサは、主に魚介系の出汁にココナッツミルク、チリ、ターメリックなどの香辛料を入れたスープに麺が入った料理のこと。『カップヌードル シンガポール風ラクサ』にも、ラクサペースト、ココナッツミルクパウダーといった、ラクサならではの原材料が使われている。
ちなみに、『カップヌードル シンガポール風ラクサ』は初登場以降、2017年に1度復活。2018年にはパクチーの量を見直し、より本格的な味にリニューアルしている。今回は、豚脂が追加されるなどよく見ると微妙に変わっているが、大々的な変化はなさそうだ。
パッケージは青色のアクセントカラーに変更。以前は赤色だったようだが、今回の方がよりエスニック感が出ていると思う。
お湯を注ぎ3分待機。
フタの上で温めておいた「特製ラクサペースト」をかけたあと、よくかき混ぜれば完成。
かける前はココナッツの優しい香りだったが、レモングラスのフレッシュな香りになった。それではいただきます。
ズルズルっとおなじみの油揚げ麺をすすると、思った以上にまったりとした味わい。ココナッツの丸くて優しい口当たりと風味がふわりと感じられる。そして、舌の先の方にはほんの少しのスパイスの刺激。辛いのは一切ダメ! という人でも食べられるくらいの辛さなのに、辛味だと感じる絶妙なバランス感だ。
表面的にはレモングラスのさわやかな風味を強く感じるが、味はかなりどっしりとした濃厚仕立て。豚骨スープのような重みのある味わいだ。エスニック感があるのに、妙に日本人の舌になじむ。なるほど、これは“復活リクエストNo.1”と言われるのも納得。
具材は、白謎肉(味付鶏ミンチ)、きざみ揚げ、たまご、赤唐辛子、パクチー。パクチーは苦手という人もいると思うが、あの独特な匂いはないので安心してほしい。あまり「カップヌードル」シリーズでは見かけないきざみ揚げは、濃厚スープをしっかりと吸って白謎肉とはまた違う食べ応えを楽しめた。
いつ終売するか分からないので、今のうちにいっぱい食べておこう。
入手は全国のスーパー、コンビニで可能だ。