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定番は誰からも愛されるからこそロングセラーとなる。秋本食品『王道(ワンド)キムチ』は発売20周年を迎える、まさにキムチの王道のような商品。発売当初から変わらない、こだわり抜いた豊かな味と深いコクのキムチを、実際に食べて人気の秘密を感じてみた!
長く売れ続ける「定番商品」は誰からも愛され、リピーターを獲得し続けているといった特徴がある。浅漬やキムチなどを製造・販売する秋本食品(神奈川県)の『王道キムチ』(180g・希望小売価格 税込354円・発売中)は、2023年2月に発売20周年を迎える同社の定番商品。
『王道キムチ』は、国産野菜を使用した「THEキムチ」とも呼べる商品。発売当初から変わらぬこだわりが詰まった、同社の看板とも呼べるキムチだ。
こだわりの味は発売当初から変わらないが、容器は2005年に使用していた熱圧着式の容器から、2022年に再篏合できる容器に変更。これまで“重ね”に適した容器ではあるものの、熱によって蓋と本体を圧着する方式を採っていたため、一度開封すると再嵌合性が弱い容器となっていた。
顧客から寄せられた多数の改善要望に応え、同社ではパチっと閉まる再嵌合性の高い容器へ2022年にリニューアル。
そのこだわりは製法にも表れている。なんと国産白菜1枚1枚にタレを手塗りして、それを丁寧に重ねて漬け込んでいるという。さらに、安定した乳酸菌発酵によって、緩やかに酸味が増し、豊かな味と深いコクのキムチに仕上げられている。
美味しさの秘密は、白菜はもちろん、大根やにんじん、玉ねぎ、りんご、長ねぎなど豊富な種類の国産の具材を使用して、それをオキアミ塩辛や昆布エキスなどでコクと旨味を加えたタレに漬け込むことで、奥深い味となっているのだ。
それでは、さっそく『王道キムチ』を食べて、長く愛される秘密を感じてみよう。
『王道キムチ』のパッケージを開けて、まず目に入るのは白菜が層になっているところ。まるで「白菜のミルフィーユ」のような姿は、1枚ずつ丁寧にタレを手塗りして漬け込まれている証だ。ひと口食べてみると、白菜のシャキシャキとした食感が心地よく、さらに千切りされた大根やにんじんが歯ごたえを増している。
魚介由来の風味、味わいに、しっかりとした辛さが乗った、これぞキムチといった味わい。これは好みの問題となるが、記者は酸味が抑えめになっている点も好感が持てた。
次に、あっさりとした冷奴に乗せて食べてみる。これはお酒のおつまみにピッタリ。豆腐の淡白な味に、しっかりとした旨味とコクのある『王道キムチ』がアクセントになって、日本酒に合う印象。もちろん、本場・韓国を感じたいなら甘みの強いマッコリと一緒に食べてもいいだろう。
『王道キムチ』は、20年の長きにわたって愛されてきた定番のキムチ。そのまま、おやつとして食べてもよし。ごはんのお供はもちろん、アレンジレシピでお酒のおつまみにもマッチする万能タイプの漬物だ。
公式Instagram「@akimoto_foods」では、アレンジレシピも紹介しているので、是非チェックしてみて。
購入は首都圏のスーパーマーケットで。