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およそ90年前のランドセルを現代に蘇らせた、昭和レトロなテイストが何ともおしゃれな『小さな革のランドセル クラシカ』。シンプルなディテールながらもセンスに溢れたミニリュックだ。洗練された印象の革バッグは、クリスマスプレゼントにもぴったり。ちょっぴり個性的でクラシカルな、大人のためのランドセルをおためししてみた。
1950年に創業し、鞄やバッグの企画開発から販売までを手掛ける池田屋(静岡県)。老舗メーカーとしてランドセルをはじめとする鞄から、コインケースやベルトなどさまざまな革アイテムを取り扱っている。
『小さな革のランドセル クラシカ』(全4色・税込33,000円・発売中)は、昭和のランドセルを大人向けのミニリュックにリメイク。きっかけは、2010年に飛騨高山の造り酒屋の蔵で見つかったひとつのランドセルだ。
古さを感じさせないデザインやレトロな可愛さに魅力を感じた同社は、大人のための鞄として90年前のランドセルを現代へと蘇らせた。コンパクトなサイズ感やクラシカルな雰囲気はそのままに、革の質感も楽しめる大人の可愛いミニリュックが誕生。何度も試作を重ねて、「ランドセルは子どものもの」という概念を見事に打ち砕いた。
カラーは全4色の展開で、ころんと丸い形が可愛らしい印象。レッドはランドセルらしさを活かしつつ、ボルドー寄りの色味で大人っぽさを演出。
キャメルはベーシックなカラーで、どんなコーディネートにも合わせやすいのが魅力だ。
ネイビーは程よい個性をアピールでき、人とは違うアイテムを選びたい方にぴったり。
ブラウンは深みのあるカラーで、シックな印象のバッグを選びたい方におすすめ。どのカラーもそれぞれの良さがあり、色選びにも迷ってしまいそうだ。
ふたつ並んだロックを開けるとかちゃりと音がする。これがまたレトロな雰囲気を感じさせてとってもおしゃれ。合成タンニン鞣しの牛革素材は、独特の風合いと柔らかさを兼ね備えた質感。使うほどにどんどん馴染んでいき、革ならではの経年変化を楽しめる。
ベルトは厚口4mmのヌメ革を使用。しっかり繊維が詰まったベルトに最適と言われる素材なので、丈夫さは抜群だ。細めのベルトが、大人っぽい印象を格上げしている。
見た目にはコンパクトだが、中は意外と広い。本物のランドセルのようなしっかりとした造りで、型崩れがしにくい形状もポイントだ。
1人で出掛ける際にはあまり荷物を持たない記者にとって、お財布やちょっとした小物が入れば容量は充分。マグボトルや長財布などもぴったりと収まるサイズ感で、想像以上に荷物を収納できた。
外側にもポケットが付いており、マスクや手帳など薄型のものを収められる。中にはホック止めの内ポケットもあり、キーケースやカードケースなどもサッと取り出せるのが嬉しい。
上部についているファスナーを開ければ、収納部分へ簡単にアクセス可能。お財布をすぐに出したい時などは、このファスナーがとても便利だ。
背中に背負ってみると、とても軽い。ミニサイズながらもレトロでおしゃれなデザインは、圧倒的な存在感がある。この唯一無二のリュックは、さまざまなコーディネートに程よいアクセントをプラスしてくれそうだ。
ランドセルの老舗メーカーである池田屋だから作ることができた、大人のためのランドセル。クリスマスプレゼントとして贈れば、個性的でセンスに溢れたギフトに喜んでもらえること間違いなし! また自分のために購入して、新年を新しい気持ちで迎えるのにもおすすめだ。革の鞄が欲しいと思っていた方や、クリスマスプレゼント選びに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてほしい。
『小さな革のランドセル クラシカ』は、公式オンラインショップで購入可能。