カネバン、アオキモールディングを完全子会社化し金型からの一貫生産体制を強化
キャラクターグッズ製造を手掛けるカネバンが、プラスチック金型の設計製作・射出成形を行うアオキモールディングの株式を100%取得し、完全子会社化しました。
グループ内一貫生産による開発力向上
カネバンは、フィギュアやプラモデルの完全国内生産を目指し、製造工程の内製化を段階的に進めています。これまでに射出成形専門の澤村製作所や、3Dモデリング・試作を行うプロスリンクをグループに迎え入れてきました。
今回、新たにアオキモールディングが加わることで、3D CADによる金型設計から大型金型の製作、射出成形までをグループ内で完結できる体制が整います。これにより、開発期間の短縮と品質の安定化を実現し、国内生産のニーズに応える生産能力を確保します。また、群馬県みどり市にあるアオキモールディングの拠点は、既存の栃木工場および福島工場と連携し、北関東・東北エリアにおける生産ネットワークとして物流の効率化と柔軟な生産分担を推進します。
アオキモールディングの技術力と今後の展開
アオキモールディングは、構想段階からの3D CAD設計や、型締力400トンクラスの大型金型製作、30年以上の実績を持つ射出成形に強みを持っています。今後はカネバングループ内での加工技術の共有を進め、フィギュア・プラモデル向けの金型製作を拡大していく方針です。また、同社がこれまで培ってきた取引を維持しつつ、グループ全体での受注拡大を目指します。
株式取得の概要
対象会社:株式会社アオキモールディング(群馬県みどり市)
株式取得日:2026年10月30日
取得株式の割合:100%
取得後の位置づけ:カネバンの完全子会社
まとめ
カネバンはアオキモールディングのグループ化により、金型設計から完成品までを担う一貫体制を確立しました。今後も積極的なM&Aを通じて製造基盤を強化し、完全国内生産の実現と顧客ニーズへの対応に努めてまいります。