超音波式界面センサ「Memosens CUS71E」が発売
Memosens CUS71Eが、2026年10月29日に発売されました。本製品は、沈殿槽や濃縮槽などの水と沈殿物の界面を連続的に測定し、プロセス運転の安定化を支援します。
超音波式界面センサの役割と特徴
沈殿・濃縮プロセスにおいては、水と汚泥・沈殿物の界面を正確に把握することが、安定した運転と処理水質の維持に不可欠です。従来機種「Turbimax CUS71D」の後継モデルとして登場したMemosens CUS71Eは、超音波技術を用いて界面レベルを連続的に測定します。これにより、手作業による測定頻度を削減しつつ、プロセス状態を継続的に監視することが可能です。
測定性能と運用効率の向上
本製品は、最大で0.3〜30 mの測定レンジに対応しています。温度および塩分補償機能を備えており、変化するプロセス条件下でも安定した測定を実現します。また、センサクリーニング機構を搭載しているほか、コミッショニングウィザードが設定をステップごとにガイドするため、立ち上げやメンテナンスの負担が軽減されます。
製品仕様
測定項目:界面、槽深さ、温度、沈降係数(オプション)
測定レンジ:0.3〜10 m(拡張時0.3〜30 m)
プロセス温度:5〜80 ℃
プロセス圧力:0〜1 bar
ハウジング材質:PPS GF40
活用分野と産業用途
Memosens CUS71Eは、水・排水処理施設をはじめ、鉱業・鉱物・金属、電力・エネルギーなどの幅広い分野で活用されます。具体的には、排水処理における固形物の流出リスク低減や処理水質の維持、鉱業におけるシックナーやテーリングダムのベッドレベル把握、水力発電施設での沈殿物監視などに貢献します。さらに、独自の「沈降係数」を品質指標として活用することで、凝集・沈殿に必要な薬品投入量の最適化もサポートします。
まとめ
Memosens CUS71Eは、Memosens技術への対応によりLiquilineプラットフォームとの統合が可能であり、スムーズなシステム構築を実現します。信頼性の高い測定と運用の効率化を両立させることで、多様な産業プロセスの安定稼働を強力にバックアップします。
関連リンク
https://www.jp.endress.com/ja/endress-hauser-group/news-and-stories/Memosens_CUS71E
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