マクニカと鈴与商事、バイオガスプラントでの資源循環モデルを構築
ごみ乾燥減量装置「メルトキングIoT」を活用し、バイオガス発電で発生する汚泥の再資源化を実現する新たな資源循環モデルを、マクニカと鈴与商事が共同で構築しました。
資源循環モデルの構築と背景
マクニカと鈴与商事は、鈴与商事が運営する「鈴与菊川バイオガスプラント」において、汚泥の処理とエネルギーの有効活用を両立させる資源循環モデルを構築しました。同プラントは2016年6月に運営を開始し、農業残渣などからバイオガス発電を行ってきましたが、発電工程で発生する汚泥の処理費用が運営コストの約5割を占めることが課題となっていました。また、発電設備の能力を上回る余剰バイオガスの燃焼処分も課題でした。
メルトキングIoTによる解決
本モデルでは、マクニカのごみ乾燥減量装置「メルトキングIoT」を導入することで、汚泥を乾燥・減量・脱臭し、肥料や燃料として再資源化します。さらに、「メルトキングIoT」の熱源として余剰バイオガスを利用する仕様へと共同開発を行いました。これにより、汚泥の処理費用削減と未利用エネルギーの活用を同時に達成し、ほぼ100%の資源循環を実現しました。※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
今後の展望
両社は今後、再資源化した肥料を利用した農場から発生する農業残渣を再びプラントへ戻す循環ループの構築を目指します。また、今回確立したモデルを、同様の課題を持つ他のバイオガス発電施設へ展開していく方針です。