「chakoshi」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。生成AIの安全な利用を支援する日本語特化のガードレールサービスとして、デザインプロセスを導入した取り組みが評価されました。

グッドデザイン賞の受賞について

NTTドコモビジネスが提供する「chakoshi」は、2026年10月15日に発表された2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。本賞は1957年に創設された世界的なデザイン賞で、社会課題の解決にデザインを活かすことを目的に実施されています。今回の受賞は、社内デザイン組織「KOEL DESIGN STUDIO by NTT docomo Business」を通じたデザインプロセスの導入が評価されたものです。

サービス概要と特長

「chakoshi」は、企業における生成AIの安全な利用を支援する日本語特化のLLMガードレールサービスです。※1:LLMガードレールとは、LLMへの入力と出力を監視・制御する仕組みのことです。悪意のある入力から保護するとともに、出力に含まれる有害・不適切な表現や、個人情報・機密情報の漏洩などを検知し、ブロックやマスキングなどの対処を行います。これにより、AIを安全に利用するためのリスク低減に寄与します。
主な特徴は以下の通りです。

日本語特有のリスク判定:単純なNGワード判定では捉えにくい、日本語特有の婉曲表現や文脈、文化的なニュアンスまで高精度に検知します。
直感的な操作性:日常会話のような自然な言葉で操作でき、専門知識がなくても扱いやすい設計です。また、専門エンジニアのニーズに応える高いカスタマイズ性も備えています。
モデル非依存:特定のAIモデルに依存せず利用できるため、目的に応じたAIモデルを自由に選択可能です。

審査員の評価

審査員からは、英語中心のガードレールが多い中で、日本語特有の表現に対応できる国産のガードレールである点が評価されました。また、開発者が使いやすいAPIやドキュメントが整備されている点も高く評価されています。日本のインターネット環境における独自の隠語や言い回しを踏まえたガードレールの重要性が指摘され、今後の機能改善やマルチモーダル対応への期待が寄せられました。

まとめ

「chakoshi」は、デザインを取り入れた開発プロセスと日本語特有のニュアンスへの対応力が評価され、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。今後も生成AIを安全に活用できる環境づくりに貢献していきます。

関連リンク

https://www.ntt.com/about-us/strategy.html

https://www.ntt.com/lp/koel/

情報提供元: ぷれにゅー_かわいい
記事名:「 日本語特化のLLMガードレール「chakoshi」が2026年度グッドデザイン賞を受賞 」