ロッテバイオロジクスが、アルボテックと医薬品の製造受託に関する契約を締結し、グローバルな医薬品供給体制の強化と事業拡大を支援することになりました。

製造受託契約の概要

ロッテバイオロジクスは、10月7日にイタリア・ミラノで開催された「CPHI Milan 2026」の会場において、アルボテックとの契約締結を発表しました。今回の契約により、ロッテバイオロジクスは米国ニューヨーク州シラキュースの製造施設を活用し、アルボテックが開発する抗体バイオシミラーの原薬(DS)を製造します。両社はこの連携を機に、今後さらに協力範囲を拡大していく方針です。

シラキュース工場の実績と供給体制

製造の拠点となるシラキュース工場は、4万リットル規模のバイオリアクターを備え、プロセス開発や品質管理機能を有しています。同工場は商用バイオ医薬品の製造において豊富な実績を持ち、直近では米国食品医薬品局(FDA)の無通告査察を「指摘事項なし」で完了しました。この品質管理および規制対応力が、アルボテックのグローバルな供給体制強化を支えます。なお、商用供給は、技術移管、製造適格性評価(PQ)および関連する規制当局の承認を経た上で開始される予定です。

今後の展望とパートナーシップ

アルボテックは今回の提携を通じて、既存の自社製造能力やパートナー連携を補完し、製品ポートフォリオの拡大と将来的なパイプライン需要への対応を図ります。一方、ロッテバイオロジクスは、シラキュースと韓国・松島(ソンド)のバイオキャンパスを連携させ、グローバルなサプライチェーンに対応する「デュアルサイト」製造体制の構築を目指します。高品質なバイオ医薬品を世界中の患者へ安定的に届けるため、両社は協力規模の拡大を進めていく考えです。

情報提供元: ぷれにゅー_かわいい
記事名:「 ロッテバイオロジクスとアルボテックがバイオ医薬品の製造受託契約を締結 」