宇宙ごみを防ぐデオービット装置「LEAF」が打ち上げ成功
デオービット装置「LEAF」が、2026年10月2日に打ち上げられ、宇宙ごみの発生を抑制する実証実験を開始しました。
宇宙ごみ対策の新技術LEAF
cosmobloomが開発したデオービット装置「LEAF」は、82×82×30mmの小型筐体に、最大約3.64平方メートルの超極薄ポリイミドフィルムを格納した装置です。人工衛星に取り付けて打ち上げられ、ミッション終了時に膜を展開して大気抵抗を増大させることで、人工衛星を大気圏へ突入させ消滅させます。2026年4月に開発が完了し、2026年10月2日に「eLEAF-01」が無事打ち上がり、予定通り運用が開始されました。
大田区の町工場との共創
LEAFの開発では、大田区の精密金属部品メーカーである株式会社桂川精螺製作所と協業が行われました。極薄フィルムの高度な折り畳み技術や、オリジナルの治具製作など、町工場の高い技術力が装置の品質向上に寄与しています。また、大田区の「仲間まわし」と呼ばれる企業間の強固な連携ネットワークにより、設計や部品調達における課題が迅速に解決されました。この協力体制は、スタートアップが抱えるタイトな納期や品質要求を満たす上で不可欠なものとなりました。
まとめ
cosmobloomは、大田区の恵まれたビジネス環境と地域企業の技術力を活かし、宇宙産業における革新的なソリューション開発を推進しています。LEAFの実証運用に加え、今後は人工衛星の運用リスクに備える新サービス開発など、宇宙産業の安全確保に向けた取り組みを加速させていく方針です。