特別展「地上の天堂(パラダイス) 杭州と呉越(ごえつ)国(こく)――渡海する信仰と美」が、大和文華館にて2026年10月24日(土)から開催されます。

特別展の概要

かつて国際都市として栄えた杭州の文化や、呉越国時代の信仰に焦点を当てた展覧会です。古くから豊穣の地や景勝地として憧れを集めた杭州が果たした役割を、当時の文化交流の視点から紐解きます。

イベント概要:特別展「地上の天堂(パラダイス) 杭州と呉越(ごえつ)国(こく)――渡海する信仰と美」
開催期間:2026年10月24日(土)〜12月6日(日)

杭州と呉越国の歴史的背景

10世紀の五代十国時代に杭州を首都とした呉越国は、海上交通の要衝として国際的な文化都市としての地位を確立しました。初代国王の銭鏐による護岸工事や運河整備、海商の活動が都市の発展を支えました。

また、呉越国は仏教が非常に栄えた時代でもあります。特に第五代国王の銭弘俶が発願した「銭弘俶塔」は、日本国内で非常に多く発見されており、当時の仏教文化の広がりを物語っています。近年の中国における調査では、呉越国の仏教が北宋時代以降も民衆の暮らしに深く根付いていたことが明らかになっています。

展覧会の見どころ

本展では、呉越文化がどのように伝播し、日本でどのような信仰として受容されたのかを再考します。また、平安時代の日本や高麗、大理国といった周辺地域との文化的な交差にも着目し、杭州を起点とした広範な文化の流れを検証します。

まとめ

大和文華館にて、10世紀の杭州と呉越国が育んだ信仰と美、そして国際文化都市としての歩みを辿る貴重な機会です。

情報提供元: ぷれにゅー_かわいい
記事名:「 大和文華館で特別展「地上の天堂 杭州と呉越国」開催 」