論文・特許・技術文書を日常的に扱う専門職200名を対象にした「論文・特許・技術文書の利用状況に関する調査」により、外国語文書の読解における専門職の深刻な負担実態が浮き彫りとなりました。

研究開発・知財分野における外国語文書読解の課題

PDF翻訳・読解サービス「Languise」を運営するBuilBridge UG (haftungsbeschraenkt)は、専門職の業務負荷を明らかにする調査を実施しました。研究開発や知財分野に携わる専門職にとって、外国語で書かれた論文や特許などの技術文書は日常的に触れるべき対象ですが、その内容理解や翻訳プロセスの過程で多くの課題を抱えていることが判明しました。

調査概要:
調査名:論文・特許・技術文書の利用状況に関する調査
調査対象:外国語の論文・特許・技術文書を日常的に読む研究開発・知財分野の専門職
有効回答数:200名
調査期間:2026年6月-7月
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査主体:BuilBridge UG(Languise 運営)
※構成比(%)は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※本調査結果を引用・転載される際は、出典として下記調査ページへのリンク設置と「BuilBridge『論文・特許・技術文書の利用状況に関する調査』」の明記をお願いいたします。

専門文書特有の読解障壁と翻訳ツールの限界

調査の結果、外国語文書の読解に負担を感じている人は81.5%に達し、そのうち約4割が1件の読解に3時間以上を要しているという厳しい現状が明らかになりました。読解の障壁として「専門用語が難解」(58.0%)や「読むのに時間がかかる」(50.0%)といった回答が上位を占めています。

また、既存の翻訳ツール利用時における問題点も浮き彫りとなりました。翻訳ツール使用時に図表やレイアウトが崩れて困った経験がある人は76.0%にのぼります。さらに、翻訳結果をそのまま信頼せず、90.0%の専門職が原文との照合を欠かさず行っているという回答結果から、正確性が求められる専門分野において現状の翻訳環境が十分ではないことが示唆されました。

まとめ

今回の調査により、外国語の技術文書を扱う専門職が抱える業務負荷と、既存の翻訳ツールでは対応しきれないレイアウト崩れや専門用語の難解さが、読解効率を低下させる大きな要因となっていることが分かりました。調査結果の詳細については以下より確認できます。

関連リンク

https://languise.com/column/survey_1

情報提供元: ぷれにゅー_かわいい
記事名:「 研究開発・知財職の8割超が外国語文書の読解に負担、翻訳ツールの利用実態が明らかに 」