製造業における記録後対応の管理実態調査を公開
双日テックイノベーションが、製造業の品質管理や生産管理における記録後の対応業務に関する管理実態調査をまとめ、10月1日より無料公開を開始しました。
調査の背景と目的
製造現場では作業や品質、検査、変更などの記録が日々作成されています。記録の保存だけでなく、是正処置や変更対応、承認依頼といった「記録後対応」を関係部門と連携し完了させることが重要ですが、情報がExcelや紙帳票などに分散し、管理が遅れることで品質や生産の安定に影響が出るケースが課題となっています。本調査は、こうした管理実態や停滞・放置の実態を明らかにするために実施されました。
調査結果の主なポイント
調査対象者109名から得られた主な結果は以下の通りです。
調査名称:製造業における記録・対応状況の管理実態調査
調査期間:2026年8月4日〜2026年8月5日
調査対象:従業員数1,000名以上の製造業で品質管理・製造管理等に携わる責任者・担当者
有効回答数:109名
※本リリースでは調査結果の一部をご紹介します。各図表の回答者数は設問ごとに異なります。詳細な調査結果や分析については、公開レポートをご覧ください。
調査では、過去1年間に是正処置や変更対応が停滞または放置された経験について、69.8%が「ある」と回答しました。また、進捗状況をすぐに確認できる環境にあると回答した層においても、68.1%が同様の停滞・放置を経験していることが判明しました。さらに、管理方法の見直しや標準化に対する進行状況の認識について、責任者は42.1%が進んでいると回答した一方、担当者は15.4%にとどまり、認識の乖離が見られる結果となりました。
まとめ
今回の調査結果から、進捗確認の仕組みがある職場でも対応の停滞が発生していることや、標準化の進捗認識に責任者と担当者で差があることが明らかになりました。記録後対応を確実に完了させるための仕組み作りと、現場への標準化定着が今後の課題といえます。