スダチが実施した全国の不登校支援事業におけるヒアリングデータ集計により、小学生の不登校のきっかけには学年による明確な傾向があることが判明しました。

不登校のきっかけと再登校の実績を調査

スダチは、2025年1月から2026年6月までの期間に無料相談窓口へ寄せられた、不登校の小学生を持つご家庭からのヒアリングデータ1,358件を集計しました。本調査は保護者の回答に基づくものであり、お子さん本人への調査ではありません。※本データは当社の無料相談時に回答いただいたご家庭を対象としたものであり、全国の不登校児童の実態を完全に網羅するものではありません。現在の傾向を読み解く一つの指標としてご報告するものです。
調査概要:
調査主体:株式会社スダチ
集計対象:無料相談時に回答した不登校の小学生(1〜6年生)を持つご家庭
件数(n):1,358件
回答期間:2025年1月〜2026年6月

全体1位は「分からない」、学年別で逆転現象

小学生の不登校のきっかけとして最も多かった回答は「分からない」(42.3%)で、「人間関係のトラブル」(33.7%)を上回りました。しかし学年別に分析すると、低学年では「分からない」が多数を占める一方、学年が上がるごとに「分からない」の割合は減少し、「人間関係のトラブル」が増加する傾向が見られます。小学6年生の時点では「人間関係のトラブル」(39.6%)が「分からない」(37.3%)を上回り、最多要因が逆転しました。
また、小学生特有の傾向として「先生とのトラブル」(16.8%)が中学生(11.5%)や高校生(8.6%)よりも高い数値を示しています。加えて、小学6年生にかけて「デジタル依存」の割合も19.6%まで急増しており、高学年における見守りの必要性が浮き彫りとなりました。

きっかけによる再登校への影響

不登校のきっかけが何であるかに関わらず、再登校の成功率や日数には大きな差が見られませんでした。小学生全体の再登校成功率は96.0%(有効分母251件)であり、きっかけ別の成功率も「分からない」が93.6%、「人間関係のトラブル」が96.3%、「先生とのトラブル」が100.0%など、いずれも90%台半ばから100%の範囲に収まっています。再登校までの日数(中央値)も24〜33日と横並びの結果となりました。

まとめ

集計結果から、小学生の不登校において「原因が分からない」ことは一般的であり、学年が上がるにつれて人間関係の悩みが主要因へと変化していく実態が明らかになりました。また、不登校のきっかけにかかわらず再登校を目指すことは可能であり、原因の特定可否が支援の成否を左右するわけではないといえます。※なお、本データは当社の無料相談時に回答いただいたご家庭を対象としたものであり、全国の不登校児童の実態を完全に網羅するものではありません。現在の傾向を読み解く一つの指標としてご報告するものです。

関連リンク

https://sudachi.support/lab/elementary-school-refusal-reasons/

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情報提供元: ぷれにゅー_かわいい
記事名:「 小学生の不登校きっかけ調査、学年が上がるにつれ「分からない」から「人間関係」へ推移