ROY株式会社とインドネシアIKAMAJA、日本での就労を目指す人材育成で協力覚書締結

ROY株式会社が、インドネシア共和国農業省管轄のIKAMAJAと協力覚書を締結しました。この協定により、インドネシアの若者が日本での就労を目指すための支援を強化し、日本企業が求める人材の育成につながることが期待されています。

協力覚書に基づく取り組み

本覚書に基づき、ROY株式会社とIKAMAJAは、両者の協業による新たなプログラムを通じて、インドネシアの若者が日本での就労を実現できるよう、支援体制の構築を進めてまいります。本プログラムでは、日本企業が求める語学力や実践的スキルを備えた人材の育成に注力します。特定技能(SSW)試験の対策支援や日本語教育の拡充、即戦力として活躍できる人材の育成および就労支援の実施などの取り組みが予定されています。

IKAMAJAについて

IKAMAJAは、1984年にスタートした国際農業者交流協会(JAEC)の卒業生によって構成される組織です。日本のODA事業の一環としてASEAN諸国の農業青年を招聘し、帰国後の農業発展を担う人材を育成してきました。

今後の展望

ROY株式会社は、建設業界をはじめ、介護・運送など幅広い分野で人材不足が深刻化している日本企業に対し、安全管理や日本での就労マナーを学んだインドネシアの若者を送り出す仕組みを構築します。さらに、技能実習や特定技能で活躍する外国人材を管理できる「高度人材」の育成も急務であり、IKAMAJAのネットワークを活用することで、その取り組みを加速させます。

建築研修センターについて

ROY株式会社は、建築業界全体で深刻化する人手不足を解消するため、インドネシアに建築研修センターを開校しました。特定技能人材として飲食料品製造業や、2024年度から新たに追加されたタクシーやバス、トラックの運転手の分野にも拡大し、2029年には年間3,000名の卒業生を送り出す計画です。