夏休みのお出かけに迷ったら、今年生まれた赤ちゃんたちに会いに行ってみませんか?動物園や水族館で元気いっぱいに遊ぶかわいいその姿は、みんなの笑顔を自然に引き出してくれます。子ども大人もほっこりできる時間は、家族のおでかけにも、カップルのデートにもぴったりですよ!

【仙台うみの杜水族館】元気いっぱい!イロワケイルカの赤ちゃん

まず最初にご紹介するのは、今年で開館10周年を迎える【仙台うみの杜水族館】で、2025年6月22日に誕生した「イロワケイルカ」の赤ちゃん。今回で4度目の出産となる母親「セーラ」(34歳)から産まれた赤ちゃんは、仙台うみの杜水族館では初めての出産です。また、国内でイロワケイルカの赤ちゃんが誕生するのは2年ぶりとなります。

イロワケイルカは、南アメリカ最南端のフエゴ島やフォークランド諸島周辺の冷たい海域に生息する、小型のイルカです。白と黒のコントラストが美しい体色が特徴で、見た目がジャイアントパンダに似ていることから、「パンダイルカ」という愛称でも親しまれています。

産まれた直後から母親「セーラ」は、赤ちゃんが壁にぶつからないようにサポート。寄り添って泳ぐ様子や授乳の確認もでき、母子ともに健康状態や子育ても順調で、2025年7月8日より一般公開がスタートしました。親子そろって元気いっぱいに遊泳する姿からは、「イルカの親子愛」を感じることができるでしょう。

イロワケイルカは、国内では鳥羽水族館と仙台うみの杜水族館のわずか2館のみで飼育されている、飼育下では非常に希少なイルカです。今回誕生した赤ちゃんを含めても、全国でわずか7頭しかいません。

バンドウイルカの赤ちゃん
ケープペンギンのヒナたち
フンボルトペンギンのヒナたち

仙台うみの杜水族館では、イロワケイルカの他にも、バンドウイルカやペンギンなど、今年生まれた赤ちゃんたちがたくさん!限られた期間しか見ることのできない愛くるしい動物たちの姿を、ぜひこの夏休みに満喫してみてはいかがでしょうか。

仙台うみの杜水族館公式ホームページ

【群馬サファリパーク】3年ぶりの誕生!アフリカライオンの3頭の赤ちゃん

約2週間の様子

続いて紹介するのは、群馬サファリパークで5月末に誕生したアフリカライオンの赤ちゃんたちです。生まれたのは2025年5月30日で、オス2頭・メス1頭の3兄弟。父親は7歳の「ラサラス」、母親は9歳の「ベルモット」で、どちらも日本生まれです。群馬サファリパークでのアフリカライオンの出産はおよそ3年ぶりで、園にとっても嬉しい出来事となりました。

赤ちゃんたちは、それぞれオスは「ライ」「スコッチ」と、メスは「キール」と名付けられ、現在は母親のもとで元気に育っています。これを記念して、6月28日(土)~8月3日(日)の期間限定にて「赤ちゃんデビューフェア」が開催中です。

約1週間の様子
約1週間の様子

有料の特別展示である「赤ちゃんデビューフェア」では、飼育スタッフによる解説や、持参カメラでの写真撮影のほかに、なんと赤ちゃんライオンとのふれあい(軽いタッチ体験)を行うことができます。今だけの特別な体験は、ライオン好きにはたまらない時間になること間違いなし!こちらは完全予約制となっていますので、気になった方は公式ホームページをご確認ください。

※8月4日(月)~8月17日(日)の期間中は一般展示、8月17日(日)~はサファリエリアでの展示となります。

群馬サファリパーク公式ホームページ

【サンシャイン水族館(東京)】カリフォルニアアシカの赤ちゃん「ジョイ」

最後にご紹介するのは、サンシャイン水族館(東京・池袋)で、2025年6月15日に誕生したカリフォルニアアシカの赤ちゃん。現在は、屋外エリア マリンガーデン「アシカたちの砂浜」水槽にて一般公開中です。

カリフォルニアアシカの赤ちゃんの名前は「ジョイ」。“楽しむこと”を意味する英語「enjoy(エンジョイ)」が由来です。飼育スタッフのみなさんが「これからの人生(アシカ生)を思いきり楽しんでほしい」という思いを込めて、名付けました。今ではその名のとおりみんなの愛情を受けながら、すくすくと育っているそうですよ。

現在「ジョイ」は、母親の「パコ」と一緒に元気に過ごしています。水槽のそばでじっと見ていると、興味を持って近づいてきてくれることもあるのだとか!そんな「ジョイ」のかわいい様子は、サンシャイン水族館オフィシャルYouTubeXにて配信中ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

サンシャイン水族館公式ホームページ

今回は「夏の思い出に!動物園&水族館の“今年の赤ちゃん”に会いに行こう」と題して、どうぶつの赤ちゃん特集をお届けしました。赤ちゃんという貴重な一瞬に立ち会えるこの機会に、ちょっぴり特別なお出かけをしてみませんか?

情報提供元: NEWSNEXT
記事名:「 夏の思い出に!動物園&水族館の“今年の赤ちゃん”に会いに行こう