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露伴の担当編集で、露伴の取材にいつも付き添う泉京香役の飯豊。原作には登場シーンがないため「ちゃんと出れました!」と弾んだ声で会場を笑わせ「この作品を届けたい、という気持ちでヴェネツィアに行きました!」と報告した。
ヴェネツィアの迷宮に露伴が迷い込むきっかけとなる仮面職人マリア役の玉城は「実写化のファン、そして原作ファンも沢山いて、その中で原作には描かれていないキャラクターを担うのにはプレッシャーがありましたが、それ以上に楽しそう!というワクワクが勝りました」と気合十分で役に臨んだ心境を口にした。
日本映画として初めてとなる、全編ヴェネツィアロケ。ヴェネツィアの印象について高橋は「街並みを見ても車も自転車も走っていないし、道行く人々を含めてすべてが異国。パリとは違う閉塞感があって、路地に入って広場に出るとそこから道が枝分かれして…。原作通りに鳩が多いし、日本と変わらない鳩のはずなのにヴェネツィアの石畳にいる鳩を見ると、荒木先生が描いている世界だと思えた」と異国情緒に感動しきり。
またタイトルの『懺悔室』にちなんで「懺悔したいこと」を告白。高橋は岸辺露伴を演じたこれまでの5年間を通して「どれだけピアスを落としたかわからない。そのたびにスタイリストさんが探し回る。今回のヴェネツィアでも落としましたし、探しました。水路に落ちたのではなか?と思ったこともあったけれど見つけてくれました」と述べた。
飯豊もピアスについての懺悔で「私は話を聞いている時の動作が多いので、頷いたりしている時の振動でイヤリングの石が落ちてなくなってしまいました。でもミラクルが起きて、衣装さんのバックについている丸いボタンがフィットすることがわかって、ペンチでちぎって装着。何もなかったかのように結婚式のシーンを撮影しました。チームワークに助けていただきました」とスタッフの機転に感謝した。