埼玉で「捕獲」！ファンの間で愛されて止まない 可愛すぎる昭和のたぬきケーキ

突然ですが、たぬきケーキをご存知ですか？たぬきケーキは、昭和の時代に全国の町のケーキ屋さんで作られていたケーキの一つ。生クリームよりバタークリームが主流だった時代、そのバタークリームを使って成形した上からチョコレートでコーティングし、たぬきに見立てたケーキです。時代とともにバタークリームより生クリームが主流になると、その存在も減少していき、今では絶滅危惧種とまで言われることも。

昭和世代にとっては懐かしのケーキとしてファンも多く、さらに最近ではレトロブームから、昭和を感じさせる愛くるしいフォルムが若者の間でも密かに話題となっていて、SNSやテレビにも取り上げられています。

筆者も小さい頃、地元でよくたぬきケーキを食べていて、たま～に食べたくなるとネットで情報を集め、あちこちに買いに走ります。今回は埼玉・川口市にいたたぬきを「捕獲」したので紹介します！（ファンの間では購入することを「捕獲」と呼ばれたりしています）

そのケーキ屋さんは「町の小さなケーキ屋さん　おおはし」。その名の通り、町のケーキ屋さんという雰囲気で、入ってみるとショーケースに並べられたケーキも、とてもお手頃でかつ少し大きく感じる？ケーキたち。昔ながらのケーキもあり、見ているだけでウキウキしました。

ありました！そこにしっかりと鎮座するたぬきたち。ここでは「たぬきちゃん」として売られていました。可愛い。。。みんなこっちを見ている。迷わず、並んでいるたぬきちゃん全て「捕獲」しました。他にも美味しそうなケーキがあり、ついつい購入。

早速、家に帰って箱を開けると、みんなこっちを見てる(笑)たまらない。

ケーキの中身はどんなものか確認するべく、少し可哀そうですが真っ二つに割ってみました。チョコレートスポンジにチョコのバタークリームがたっぷり入っています。耳はスライスアーモンド。

食べてみると、このバタークリームの味わいがたまらない。生クリームも大好きなのですが、この固めのコクのあるクリーム、周りのコーティングされたパリパリのチョコとの相性もぴったり。スポンジもふわふわで、バランスが絶妙です。

このたぬきケーキは根強い人気で、全国たぬきケーキ生息マップというサイトも存在します。気になる方は、お近くのお店を探してみてぜひ「捕獲」してみてくださいね。

▶詳細情報
【店名】町の小さなケーキ屋さん　おおはし
【場所】埼玉県川口市里416 -1
【営業時間】10:00〜19:00 ※定休日　火・水
最新の営業時間については、お店にお問い合わせください。