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その理由はニキビが擦られて刺激になるからです。
マスクは花粉症を和らげてくれたり、ウイルスから身を守ってくれたり、とても大切なアイテムです。
でも、マスクをつけて生活すると顔と摩擦が起こってお肌の負担になってしまいます。
「そんなに擦れたりすることないよ」と思うかもしれませんが、顔が動くとマスクも一緒に動くので、どうしても小さな摩擦が常に起こってしまいます。
筆者は肌が弱いのでマスクをした後は頬が赤くなってヒリヒリしますし、乾燥も強くなります。
マスクをしてよく喋った後は、頬に小さなぶつぶつができるほどです。
このように個人差はありますが小さな摩擦は常に起こっていて、長時間や毎日マスクをしていると積もり積もってお肌に大ダメージを与えてしまいます。
特にニキビ肌の方は、一度悪化するとなかなか治らないため対策が必須!
治療してきれいな肌に戻るまでには、年単位の時間と手間がかかります。
しっかり対策して、ニキビを悪化させないようにしましょう。
ニキビが悪化すると、このような肌荒れを生じる方が多いです。
①炎症が起こっている赤ニキビは、さらに悪化して赤く膨れて膿が溜まります。
②小さな白くてぶつぶつした白ニキビも刺激されて、頬以外にもお顔に広がります。
③潜っていたニキビ予備軍も表に出てきてニキビになります。
④マスクにお肌の水分が奪われて乾燥がひどくなります。お肌は水分を守ろうとして皮脂を多く出してフタをしようとします。
皮脂が多いことはニキビの原因になるので、ニキビが悪化して個数も増えるといった悪循環に…
⑤せっかく炎症が治った茶色のニキビ跡も、薄くなりづらくなります。中には、ずっとニキビ跡が残る方もいらっしゃいます。
ニキビは、ただでさえ完全に治療するのに年単位の時間がかかります。
さらにマスクをすることで簡単に悪化させることができてしまいます。
ニキビって本当に厄介な存在ですよね。
ですが「マスクは必需品だから,,,」という方は、マスクとの上手な付き合い方をしましょう。
家庭用マスクには2つの種類があります。お肌のことを最優先に考えると、ガーゼマスクがおすすめです。
・ガーゼマスク:保湿性が高いです。でも、花粉やウイルスを通しやすい傾向にあります。
綿100%なのでお肌に優しく、ニキビ肌の方にはおすすめです。
・不織布マスク:保湿性は低いです。でも、花粉やウイルスを通しにくい傾向です。
化学繊維でできているので、人によっては肌荒れを起こしやすいです。
知り合いの看護師さんは、どうしても不織布マスクしかないときは、マスクとお肌の間にガーゼを挟んで対策をしていました。
お顔の動きに合わせてマスクも一緒に動きます。
その時に、お肌とマスクの間で摩擦が生じるのでお肌が擦られてダメージを負ってしまいます。
なので、できるだけお顔を動かさないようにすると良いですよ。
そうは言うものの、お仕事中は難しいと思いますので、お休みの日などは気を付けてみてくださいね。
マスクで奪われた水分をこまめに補う必要があります。
外出先では携帯用の化粧水を持ち歩いてこまめに保湿をしましょう。
決して高価なものである必要はありませんが、ニキビ用のスキンケア商品は刺激成分が入っていることもあるので、お肌に優しいシンプルな化粧水がおすすめです。
室内では加湿器を置いてしっかり保湿することが重要です。
ニキビのことを最優先に考えるなら、マスクはしない方がベストだと思います。
今の状況を考えると自分や周りの人を守るためにもマスクは必要でもあります。
周りに人がいないときはマスクを外すなど、必要最低限の使用をおすすめします。
いろいろと状況を天秤にかけて判断してみてくださいね。
マスクが手放せないニキビ肌の方へ、なるべくお肌に負担をかけない方法をご紹介しました。一度ニキビが悪化すると元に戻すには時間と手間がとてもかかります。とはいえ、この時期のマスクは必需品!
マスクとは上手にお付き合いしていきましょうね。
この記事は編集部及びライターの医師の資格知識や経験に基づいた情報となります。個人によりその効果は異なりますので、ご自身の責任においてご利用・ご判断をお願い致します。