サンダル足汗にご注意！素足でもニオイ対策が必要な驚きの理由とは？

サンダル足汗の原因って何？

蒸れやすいブーツと違って、素足で解放的な印象もあるサンダル。
それでも長時間歩いた時は、どうしても足裏の汗でツルツル滑ってサンダルが履きにくくなると感じる人も多いと思います。

実はサンダルは足汗が出やすく、さらにそれがニオイの原因になりやすいんです。

人が発汗するときのケースには、「温熱性発汗」と「精神性発汗」の2種類あります。

温熱性発汗は体温を調節するためにかく汗のことで、精神性発汗はストレスを感じてかく汗のこと。
この精神性発汗が、サンダル足汗の主な原因になっているようです。

例えばサンダルを履いた時、ストラップが弱いと歩くたびに足が揺れてバランスが悪くなりますよね。

そのように不安定な足元に不安を感じて緊張することで、”グラグラ緊張汗”が発生します。

さらにヒールがあるサンダルだと、足が前に滑ってつま先で踏ん張る必要があるので、”スベリ緊張汗”も発生。

このようにサンダルを履き、緊張して精神性発汗を起こすことで、たくさん汗をかいてしまうようです。

足裏の汗と同様に、足のニオイも気になる女性は多いと思います。
実際、シービックが実施した調査でも、55.8％の方が『サンダルを履いていても自分の足のニオイが気になる』と回答しています。

一見通気性がいいサンダルですが、素足だからこそ、足のニオイがそのまま臭ってきてしまうんですよね。

実はそのニオイの原因となっているのが、サンダル足汗です。

足の裏には汗線が集中しており、1日でコップ約1杯分の汗をかくと言われています。
足裏の汗をそのまま放置しておくと、皮膚常在菌によって分解され、ニオイが発生してしまうのです。

また、角質もニオイの原因になります。

角質層の厚い足裏から、表皮細胞が新陳代謝や摩擦などによって剥がれ落ちることで、大量のアカが発生。

そのアカを栄養分にして皮膚常在菌がさらに繁殖し、皮脂腺からの分泌物も混じって嫌なニオイを放ちます。

サンダル足汗やニオイを防ぐためには、制汗デオドラントを使うのが効果的です。

制汗デオドラントには汗を減らす効果や、雑菌の繁殖を防いで汗のニオイを抑える効果があります。

制汗デオドラントといっても様々な商品があるため、選ぶときのポイントや、おすすめの商品をご紹介します！

①古代から天然の消臭剤として人々に愛用されてきた「ミョウバン」由来のものがおすすめ。

②制汗デオドラントにはスプレーやミストタイプもありますが、肌に直接塗布するタイプは、消臭成分が密着しやすいので効果が高まります。

③ニオイで匂いをマスキングする香りが強いものもありますが、出来るだけ無香料タイプや柔らかい香りのものを使うようにしましょう。