ランニングで回れる? 都内の個性派ラン系ショップ4


ネットで欲しいアイテムをポチるのもいいけど、実際にショップに足を運べば、思わぬアイテムとの出会いや、新しい発見があるはず。そこでGO OUTがオススメするショップをツアー形式で厳選案内。


アールディーズのAQZAWAさんとランボーイズ! ランガールズ!の水越さんが、都内のラン系ショップを走って巡る“ウインドウショッピングラン”を敢行中。後半は「アールディーズ シブヤ」と「コネクテッド」を訪れるけど、神保町から渋谷まで約7.5kmの距離をランニングで移動してきたばかり。それでも元気にショップへGO!!




都内に点在する4ショップを結ぶ約11kmのランコースは、千代田区から渋谷区まで都心を東西に横断していくため、移りゆく景色も魅力のひとつ。


【SHOP 3】ALDIES SHIBUYA(アールディーズ シブヤ)


東京都渋谷区神南1-12-14 星ビル201 tel:03-6455-1377 open:12:04~19:48 不定休  http://aldies.net

個性派ブランド、アールディーズの旗艦店であり、アースランニングブランドのエルドレッソのアイテムも、ほぼフルラインナップで揃う。どちらもAQZAWAさんがデザイナーであり、本人の趣味嗜好が100%反映されたプロダクトを展開しているそう。



「アイテムは馴染みあるけど、実はショップを訪れるのは初めて」という水越さん。「色数と商品数が多過ぎて目がくらむ感じです(笑)。こういうなんでもあり的な古着屋っぽいショップは、懐かしい感じもしてワクワクしますね」と、かなり楽しんでいる様子。



ALDIES リミックスジャケット ¥21384


AQZAWAさんは早速、今季イチオシのアイテムを紹介。ベーシックなシルエットのサマージャケットながら、蜂とビールがランダムにプリントされた総柄がインパクト大。


「ここぞ、というパーティで着てほしい一着。同柄のクライミングパンツやショーツもあるからセットアップスタイルも楽しめますよ。水越さん、これ似合うと思うよ〜」。



ELDORESOマウンテンランソックス 各¥1620


そんなAQZAWAさんのプッシュを、やんわりと受け流す水越さんは、エルドレッソらしい派手なアンクルソックスに注目。クールマックス素材を採用していて機能性も高い。


「こういう機能的なソックスで、ここまでポップなデザインは珍しい。ランスタイルはソックスにこだわると、ちょっとオシャレに見えるんですよ」。



ALDIES ドンチャービッグTシャツ ¥7992


続いてAQZAWAさんが手にしたのは、入れ歯がポップなイラストになった総柄Tシャツ。コットン100%のボディなので、着込むほど風合いも出てくる。古着感覚で着用するのもあり。


「今年の夏は、こういうちょっと浮かれた総柄Tシャツを着たいですね。走るときはエルドレッソのTシャツがいいから普段着用ですね。水越さんも着てみたら?」。



またもや可憐にスルーして、気になったワイドシルエットのパンツを手に取る水越さん。どうやらスタッフに試着をお願いしている様子。



ALDIES  MVPハーフウェイレングスパンツ ¥12852


今季、アールディーズで爆発的にヒットしているイージーパンツ。オリジナルの極太シルエットは、タック入りの腰回りからアンクル丈の裾にかけた、ゆるやかなテーパードが特徴的。


「自分のスタイルの中にはなかったシルエットなので凄く新鮮。しかも履き心地も最高。やっぱりショップは試着できるのがいいですね。これ買います!!」。



パンツを購入してご満悦の水越さん。当初はレースでも使えそうな機能的なアイテムを探すつもりが、思わぬ出会いで夏のワードローブを入手。これもショップツアーも醍醐味。



そして2人は最後の目的地となるコネクテッドへ。人通りが多い渋谷の街中を、歩行者に気をつけてゆっくり進んでいく。2人が背負っているエルドレッソのラン用サックは、デイリーで使えるデイパック型。そこそこ収納力もあるため、買物をした後も快適に走ることができる。


次は代官山の人気店で機能美アイテムを発見!!



都内のラン系ショップを走って回りながら買物を楽しむ、“ウインドウショッピングラン”も、いよいよ最後の目的地に到着。ここまでの走行距離は合計で約11kmなので、ランニングが好きな人なら、決して無理な距離ではないはず。もちろんウォーキングでノンビリ回るのもあり。


【SHOP 4】CONNECTED(コネクテッド)


東京都渋谷区鴬谷町2-8 グランバレー代官山1F tel:03-6427-0663  open:12:00〜20:00 水曜日定休 https://connectedtokyo.com/

ランニングとトレランとサイクル系のブランドをバランスよくミックスしながら、ファッション的にも楽しめるアイテムを厳選する代官山の老舗セレクトショップ。グループラン企画『代官山マウンテンランニングクラブ』も主催している。



洗練された内観には、機能素材のアイテムが綺麗に並べられている。「アイテムの配置とかレイアウトが見やすくて、いろいろと勉強になります。ギャラリーにいるような雰囲気ですね」という水越さんは、この日が2回目の来店。



一方、AQZAWAさんは常連で、コネクテッドのグループランに参加することも。そのためオーナーの棟朝さんとのトークも弾む。「ここで大会の情報交換をしたり最新ギアの話をしたり。エナジーフードも充実しているから大会前に買いに来ることもあります」。



LUNA SANDALS   モノ ウイングドエディション  ¥11880


そんなAQZAWAさんが、最近狙っているのがルナサンダル。こちらはロードからトレイルまで対応するオールラウンドモデルで、ルナサンダルの最初の一足としてオススメだとか。


「個人的に素足感覚で履けるゼロシューズが好きなので、同じようなコンセプトのルナサンダルも試してみたいと思っていました。今年の夏は、これでベアフットランに挑戦したいですね」。



CHAORAS  スポーツてぬぐい ¥2160


小物までしっかりチェックしていた水越さんは、速乾素材のバンブーレーヨンを使用したスポーツてぬぐいをセレクト。軽量でかさばらず、コンパクトに持ち運べるのも魅力。


「普通のてぬぐいよりも長いから、頭に巻いたり首に巻いたりできるのが便利。ほつれにくい作りもいいですね。レースから温泉まで使える万能アイテムだと思います」。



rin project メッシュグローブロング ¥5985


AQZAWAさんは国産サイクルブランド、リンプロジェクトのグローブにも注目。ラン系ブランドじゃなくても、デザインが気に入れば柔軟に取り入れるのがスタイル。


「単純に見た目が好きだけど、フィット感もいいですね。甲部分がメッシュのフルフィンガーモデルは意外と珍しいかも。グローブが必須のトレランのレースで使ってみたいですね」。



PaaGo WORKS バディ33 ¥20520


パーゴワークスの定番フレームザックを背負う水越さん。ロングトレイルにも対応する軽量かつタフなモデルで、背負ったままアクセスできるポケットの配置など使い勝手も抜群。


「同じモデルの22Lサイズをデイハイクで使っているけど、背面のメッシュパッドが取り外して洗えるのが地味に便利なんです。テント泊をするならこのサイズがいいですよね」。


いろんな景色やアイテムが楽しめる“ウインドウショッピングラン”は最高!!



異例の“ウインドウショッピングラン”スタイルで、ショップツアーを楽しんでくれたAQZAWAさんと水越さん。4ショップを巡り終えた表情は、どこかアスリートらしい達成感も漂っている。


「こうやって走ってみると、丁度いい間隔でラン系ショップが点在していますよね。グループランで下町を走ることは多いけど、今回は都心を突っ切る感じで、いろんな景色が楽しめました。各ショップもネットではスルーしがちな情報が多くて、かなり新鮮でしたね」。(水越さん)


「ショップ巡りをすると、今のラン業界がリアルに注目しているアイテムが一目瞭然ですよね。それに、この季節はそこまで暑くないし、ほどよい距離感だから楽しく走れました。今日はこのまま飲みに行きたい気分です(笑)」。(AQZAWAさん)


もちろん走らなくてもショップツアーは楽しめるし、今回巡ってもらったルートは電車でもスムーズに移動することができる。今度の週末はこんな個性派ラン系ショップに足を運んでみては?


情報提供元: GO OUT
記事名:「 個性派ランナー必見。春の東京RUNショップツアー。【後編】