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キャンプは「道具」も大事ですが、最悪持っていなくても、レンタルしたり、友達に便乗したりでなんとかなります。キャンプデビューにおいて最も重要なのは、実はだれにも頼れない「ウエア」選び。
何でもいいと言えばそれまでですが、せっかくならおしゃれで機能的なものを選びたい。晴れと雨では、大きく装備も異なります。行きは晴れでも、キャンプ中に雨が降る可能性も……。そんなとき、ボクらはどんなウエアやシューズを持っていればいいか、今回はA&Fに聞いてきました。
キャンプ歴30年。18歳の頃、友達に連れられていったのがはじめてのキャンプ。普通の洋服で挑んだため、寒さでボロボロになったとか……。「キャンプウエアやギアは一度に揃えると決して安くないので、家にあるものを代用したり友人に借りるなどして、徐々に自分に合うものを揃えるのがおすすめです!」
「カブー」のフルジップシャツは、着脱しやすく寒い時期に大変重宝します。
「春先のキャンプはまだまだ寒暖差があるので、インナーダウンを着たうえに羽織ると防寒性がアップします。見た目にもこなれて見えるので、ぜひ試してもらいたいですね」
10ozコットン生地を使用してあるタフなつくりで、トレッキングなどの本格的なアウトドアスポーツにも着用できる「カブー」のパンツ。
「汚れも気にせずガシガシ履いてください。荷物の積み下ろしや料理のときなど、ハードな動きが多いキャンプなだけに、パンツは頑丈なものを選ぶのがベストです!」
RUSSELL MOCCASIN ノックアバウトブーツ ¥49248
ネイティブアメリカン由来の伝統的な名ブランド「ラッセルモカシン」のハンドメイドブーツ。履き口は、長靴と短靴の中間くらいの高さ。プロダクトとしてもかなり洒落ています。
「はじめてのキャンプとはいえ、おしゃれもしたいですよね。そんなときはやはり足元から。また、紐のない脱ぎ履きしやすいデザインもキャンプ向きです」
DARN TOUGH ハイカーブーツソッククッション ¥3024
「ダーンタフ」は、ウール混合のアメリカ製ソックス。ニオイを気にせず済むウール系の衣類はアウトドアでは鉄板なので、はじめてのキャンプでもさりげなく取り入れたいところ。
「このブランドはアフターケアの手厚さがとにかくすごいんです!アウトドアでいくら酷使しても心配ないので、キャンプに集中できますよ」
OUTDOOR RESEARCH フォーレイジャケット ¥31320
ゴアテックスが採用された「アウトドアリサーチ」のレインウエア。脇下から裾にかけてサイドジップが搭載されているため、脱ぎ着が楽チンです。
「ゴアテックス採用のウエアは、やはり雨の日を一段と快適にしてくれます。なかでもこのジャケットは、ポンチョスタイルにすることで通気性よく使える点がユニークです」
速乾性のある「カブー」のショーツを穿けば、多少の雨も気になりません。トップスにポンチョやレインウエアを着れば、なおのことでしょう。
「キャンプするからには、自然をありのままたのしみたいところです。雨が降ってしまったら潔く濡れてしまえるウエアを選ぶのも手です!」
Chaco ZクラウドX ¥10260
「チャコ」のサンダルは、すべてのストラップがソール内でつながっており、高いフィット性を誇ります。また、かかと部分が婉曲構造になっていて、ホールド力が高いのもポイント。
「リカバリーサンダルのように、疲れにくい構造になっています。サンダルは、キャンプでリラックスして過ごしやすい反面、疲れやすいという弱点もある。そこを見事に克服してしまったのがこれです」
日本の笠を彷彿させるユニークなデザインが魅力の、「カブー」ならではの日よけハット。
「雨天時にレインウエアのフードを被ると、音が聞こえづらくなるため危険です!そんなときに取り入れたいのがこちら。遮光性もあるので、川遊びや日差しの強い日にも活躍しますよ」
【今年こそはキャンプデビュー!最優先で揃えたいウエア一式はコレだ。】その他の記事は以下から。
・WILD-1スタッフ中村さんが紹介してくれたキャンプデビューウエア。
Photo/Natsuki Kuroda(image), Sousuke Shimizu(item), Takuma Utoo(item)
Edit/Masahiro Kosaka Text/Akihiro Takeji