- 週間ランキング
ライフスタイルをより楽しくする、ジブン的な「住」スタイルを見つけたい。今回は、そんな「住」を実践しているおしゃれアウトドア人たちの、マイホームスタイルを拝見!
温もりあふれる木の家、ジブン仕様の注文住宅、D.I.Y.の平屋&古小屋など、おしゃれアウトドア派が選ぶ一軒家、マイホームにお邪魔してきました。マイホームスタイルも部屋のインテリアもこだわり満載です!
村山じゅんさん(JM デザイナー/木工作家)
湘南の海までクルマで10分程度、海と緑豊かな森が共存する地域に自宅兼工房を構える村山さん。内装を自由にアレンジできること、5台分もある広い駐車場が決め手になったそう。ほとんどの内装をD.I.Y.で手を加えており、作業中の音を気にせずに没頭できるのも自然に囲まれた環境だからこそ!
リビングに置かれたテーブルやソファはオリジナルで、オルテガ柄のテーブルは、それぞれ色の異なるウッ ドパーツで柄を完成させている。キッチンには自作のアイランドカウンターを設置し、仕切りにしている扉もすべてD.I.Y.。壁も床も、別の板を取り付けて雰囲気をがらりと変えている。ミントブルーに染められたサーフボードやベンチ、ラックなどがサーフテイストを演出するのに一役買っている。なお、ベッドルームの家具もすべてオリジナルだ。
また、作業用の小屋も基礎となる土台から手作りし、ウッドデッキや屋根、外壁はすべて村山さんひとりで作業。現在の状態になるまで、約1ヶ月かけて作り上げたというから驚きだ。「3LDKの ひと部屋を作業場にするつもりが思ったより手狭で……。広い駐車場に工房 を作りました。賃貸マンションならできなかったですね(笑)」。
金子 茂さん(ビームスプラスバイヤー)
坂道の途中にのぞく三角屋根が素敵なログハウスの金子さんファミリーの自宅は、BESSにオーダーし約1年前に完成。開放感満点のリビングには、木の温もりとモダンなインテリアが両立する心地よい空間が広がっている。
解放感のある1Fのリビングが一家団欒の場所で、全員裸足なのが印象的だ。ロフトではお気に入りのチェアに座りながらゆっくりと本を読んだり、お酒を飲んだりと自由なフリースペースとして活用。
ヤードランドスケープにプランニングを依頼したという広々とした庭ではBBQキッチンを備えて友人を招く準備が整いつつある様子。この内と外をつなぐデッキには、観葉植物やチェアを置き、こちらもくつろぎの空間に。
ロフト同様に、天窓から光が差し込む書斎には、趣味のファッションアイテムや書籍、オブジェがずらりと並び、奥には仮眠を取るためのベッドが用意されている。
「子どもがまだ小さいのでリビングで過ごす時間が長いのですが、どこからでも子どもたちの居場所を見渡せる安心感があります。レイアウトの自由度も高いので、今後は子どもの成長とともに色々とD.I.Y.していくつもりです」。
田村 禪さん(会社員)
アパレルの製造メーカーに勤める田村さんは、前職もメンズアパレルのバイヤーで、生活の中心にはいつもファッションが寄り添い、その延長にあるインテリアも興味が尽きない。
そんな彼だけにやはり家具だけでは完結しない。半年前に完成した半注文住宅の戸建ては立地条件や環境、広さなどすべてをクリアしており、家自体も外壁の一部にウッドを配して個性的にアレンジ。
2階のリビングダイニングには、奥さんの要望でアイランドキッチンを備えつつ、以前のマンション住まいから一部愛用しているアクメファニチャーのソファやグレーテルヤルクのヴィンテージテーブル、イームズやイケアのチェア、アイヴァン・ハンセン作のダイニングテーブル、ジャーナルスタンダードファニチャーで購入したアメリカンヴィンテージのラックなどハイセンスな家具が揃う。
1階のゲストルームに置く棚には、アパレル業界に身を置く夫婦らしくファッション関連のモノがギッシリ。玄関横の自作のシューズラックにも収まらないシューズ類は箱ごと棚に収納している。その他、インビテーションや藍染したTシャツをほぐして作ったディスプレイ品、冷蔵庫のマグネットなど各小物類にもこだわりが満載!
その他のOUTDOOR STYLE ROOMSはこちらから!
絶賛発売中のGO OUT vol.107には、マイホームスタイルサンプルがまだまだたくさん! ここで紹介したほかにもおしゃれアウトドアな一軒家スタイルを多数チェックできます。続きが気になる人は、下記販売サイトほか、全国の書店やコンビニで、お求めください!!
■OUTDOOR STYLE GO OUT vol.107 定価¥680