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2018年で50周年を迎えたデリカシリーズだが、現行モデルであるデリカD:5は一部改良を実施。あわせて、特別仕様車を2種類ラインナップした。
デリカD:5は他のミニバンには無い類稀なる走破性を備え、ミニバンでありながらタフギアとしてユーザーの熱い支持を得てきた。
現行モデルが2007年のデビューから既に10年以上経過しているにも関わらず売れ続けているのは、ひとえに“デリカ”のブランドが50年に渡って築き上げてきたタフネス性能に対する信頼によると言えるだろう。
4月25日に発表された一部改良では、アンダーカバー 一体型のフロントバンパープロテクターを採用し、フロントマスクがより一層力強い印象となった。
「JASPER」という名前にピンと来た人は、おそらくそれなりに年配の読者ではないだろうか? そう、デリカの「JASPER」といえば三代目デリカ(スターワゴン)と四代目デリカ(スペースギア)に設定された特別仕様車の名前だ。その伝統ある特別仕様車がこのほどデリカD:5にも設定されることになった。
夏山や森林をイメージしたディープシーグリーンマイカをメインカラーに、フォグランプベゼルやドアミラーに配されたメッキパーツが太陽の下で輝く。そして、控えめながら「JASPER」伝統のサイドストライプ&デカールをボディサイドに配しているのがエクステリアの特徴だ。
インテリアでは、シート生地に撥水機能を備えたスエード調人工皮革を採用。立体的なボーダーキルティング形状で滑りにくい機能的なシートとなっており、心地よい手触りと機能性を両立している。
さらに、アウトドアレジャーでの使い勝手を高める専用のディーラーオプションパッケージ「JASPERコンプリートパッケージ」(11万5797円)も用意されている。
ベースとなるグレードは2.2Lクリーンディーゼルエンジンを搭載する「D-Power package(8名乗車)」で、357万480円(374万7600円/7インチWVGAディスプレイメモリーナビ[MMCS]装着車)という価格設定となる。
2017年4月に設定された特別仕様車「ACTIVE GEAR」も引き続きラインナップされる。内外装に施されたオレンジの加飾が印象的な「ACTIVE GEAR」は、デリカD:5のなかで約2割を占める人気グレードとなっているのだ。
2018年モデルの「ACTIVE GEAR」はデリカD:5の一部改良と同様にフロントバンパープロテクターを標準装備。
それに伴い専用のディーラーオプションパッケージの「ACTIVE GEARコンプリートパッケージ」からフロントバンパープロテクターが廃止し、フロントバンパープロテクターにオレンジの「DELICA」ロゴデカールを追加した。
インテリアでは座面と背もたれに採用している専用のスエード調人工皮革シート生地に撥水機能が追加され、より“ACTIVE”に使える“GEAR”になった。
ベース車両は2.2Lクリーンディーゼルエンジン搭載の「D-Power package(7名乗車)」で、価格は376万3800円(396万6600円/7インチWVGAディスプレイメモリーナビ[MMCS]装着車)となっている。
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