子ども中心、でも好きなものにも囲まれて暮らしたい。


今回は、静岡県浜松市は花水邸のBESSワンダーデバイスを訪問。


ひろく取られた土間にはグリーンがあふれ、ウッドデッキはパーティションを設けたプライベートデッキと、お庭へと続くオープンデッキを使い分け、開放的でありながら家族だけの空間も確保されたアイデアハウス。取材中、3人のお子さんたちがノビノビと過ごす姿が印象的だった。


フカフカの芝生が敷き詰められたお庭で焼き芋タイム。向かって左側のウッドデッキにはパーティションが設けられていた。



■オーナーDATA:


花水 純典さん(44歳)・若子さん・七羽ちゃん・蓮輔くん・月梛ちゃん



  • エリア:静岡県浜松市

  • 住居タイプ:BESS ワンダーデバイス・ファントムマスク

  • 居住年数/約6年半

  • 家族構成/5人




センターに3人掛けソファを置き、その周りをご主人と奥様の趣味のもので埋め尽くした土間空間。格闘技を生業とするご主人のサンドバッグも、土間だからこそ吊るせるというもの。

理想とピタリ。展示場初訪問で即決!


—6年もお住まいとのことですが、当時、家選びはスムーズでしたか?


BESSの家に決めてからは早かったんですが、それまでが結構いろいろありましたね。


当初は二世帯住宅も考えて、一般的な総合住宅展示場を見に行ったんですが、どうにもしっくり来ないというか、金額に対する価値が見いだせなくて。だったら中古物件でもいいか、リノベでもいいか、なんて考えていたら最終的に「やっぱ家はいいか……」と落ち着いてしまい、それから4年もあいてしまいました。


土間側から撮影した花水邸のダイニングキッチン。賑やかで楽しい毎日が想像できます。

—BESSの家との出会いは?


雑誌ですね。たしか仕事帰りにコンビニでチラっと(笑)。


すごくインパクトがあったので、まずはBESSって何だろう?というところから入って、調べて展示場に行ってみたら、カフェみたいにおしゃれで驚きました。


ボクは昔から、黒くて四角い工場みたいな家に住みたいという思いがあって、妻は土間のあるカフェみたいな家が理想と言っていたので、展示場でワンダーデバイスを見た瞬間、コレだ!と思いました。


それに、子どもを連れて行ったのですが、どこを触っても怒られないし、よく見るとすでに落書きした跡もあるし、何より当時2歳だったウチの子が展示場ですごく落ち着いていて、そのうち寝てしまったんです。


そういういろんな要素がフィットしたことに感激して、その日に即決してしまいました。



2Fのオープンロフトは、完全に子ども部屋化。おもちゃやフィギュアで埋め尽くされた夢の空間に。

寝室にはキングサイズのベッドがひとつ。このベッドで家族5人で寝ているのだそう。


「ウチはみんな、年中裸足です」


—以前の暮らしと比べて変わったことは?


もう6年以上住んでいるのでだいぶ落ち着きましたが、当初は家が楽しすぎて、本当に外出が激減しました。


友達を呼んでBBQをやったり、夏はウッドデッキにプールを置いて遊んだり、ハロウィンやクリスマスパーティを企画したり。出かけるにしても目的が変わったと言うか……。家のために出かける、みたいな(笑)。たとえば、インテリアを探したりグリーンを買いに行ったり。


パーティションで仕切られた、ダイニング側のウッドデッキ。チェアとテーブルを置いてファミリーだけのプライベート空間に。

お庭には薪ストーブ用の薪もたっぷり蓄えられていた。

—土間のある暮らしはいかがですか?


冬は、薪ストーブを焚くので土間のソファが特等席です。夏は冷たくて気持ちいいのか、床に寝っ転がったりしていますね(笑)。あとは子どもたちの散髪も土間でやっています。


無垢の木の床と土間の組み合わせも最高で、家のなかでは冬でも裸足です。靴下を履くとお出かけのサインみたいな(笑)。下の子は庭まで裸足で駆け回ってます、そのままリビングに上がってきてもまったく気にならないんです。土間があるおかげで、おおらかな暮らしができているのかな。



—グリーンも多くてステキなインテリアですが、こだわっている点はありますか?


特にこだわりはないんです。ほかのBESSオーナーさんがおしゃれ過ぎて逆に申し訳ないくらい(汗)。好きなものを買って好きなところに置く! グリーンも安くて気に入ったものだけ、と決めています。


ダイニングの天井にはバートンのハンモックが吊るされ、小物入れとして使われていた。

—最後に、BESSの家の「ここだけはイマイチ」というところはありますか?


BESSの家はもともとウッドデッキもあってオープンな家なので、いつもキレイにしておかなくちゃ、おしゃれに保たなくちゃ、というプレッシャーがすごいということですかね(笑)。展示場ではイメージできなかったリアルな生活の部分です。


オープンな空間を楽しむ一方で、プライベートも大切にしたいので、ウッドデッキにパーティションを作ったり、庭に敷居を設けたり、少しでも家族だけの空間を楽しめるよう、自分たちなりに工夫しています。



暮らしの逸品。


① ダッチウエストの薪ストーブ



ダッチウエストの薪ストーブは、ミディアムサイズで燃費が良く、灰受けで焼き芋やピザなどの調理もできる点がお気に入り。ストーブの上には、トムグリーンで購入したというファンも常設されている。


② 子どもたちの作品




もうひとつ、花水邸の特色のひとつが、子どもたちが描いた絵や工作をインテリアに活用しているという点。子どもの絵は額縁に入れるだけでアーティスティックな作品に様変わり。大概一箇所にまとめがちだが、程よく分散させご夫婦の趣味のもの混ぜてレイアウトすることでバランスの取れたインテリアに。


 


Photo/Fumihiko Ikemoto





BESS ワンダーデバイス


ワンダーデバイスは、BESSの「家は道具」という考え方をつきつめ、家をただの四角い箱ではなく、暮らしを楽しむための「装置」として開発された人気シリーズ。フェイス(外観)、サイズ、インナースタイル(Woodyスタイル、土間スタイル)を選び、自分らしいデバイスを加えて住む人の個性、ライフスタイルに応じた自分仕様にカスタマイズ。遊びごころで組み立てる家なのだ。


 


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生活感が心地いい、冬でもあったかな陽だまりの家。


 




(問)総合展示場「BESSスクエア」 tel:03-3462-7000 www.bess.jp


FB:BESSの家 Instagram:@bess_slowlife


情報提供元: GO OUT
記事名:「 ソトへとつながる、大きな土間とウッドデッキのある暮らし。【BESSの家・お宅訪問編 vol.16】