キャンプをする度に「こうだったらいいのになぁ」とか「あれが追加できればもっと便利なのに!」と、どんどん欲張りになっていく。新しいものを買う口実でもあるけれど、実際に使い勝手が良くなればそれだけストレスなくキャンプが楽しめるというもの。

東京アウトドアショー2025で気になったモノのひとつが「37CAMP(サンナナキャンプ)」のステンレスシンクと新作のアルミユニットコンテナだ。

37CAMPは2017年にスタートしたガレージブランドで、スノーピークのシェルコン用カスタムパーツやIGT規格のアイテムをはじめ、カーボンの“うちわ”やミニテーブル、チタンや真鍮の五徳など多種多様なマテリアルを駆使した個性的なギアが揃う。

シンク自体は大手アウトドアブランドからも発売されているし、キャンピングカーに造詣の深い人なら当たり前かもしれないが、シンクが設置されたテントサイトはやはり洗練された印象を受ける。

通常サイズ(1ユニット)と正方形タイプの1.5ユニットの2種類をラインナップする。

37CAMPのシンクはIGT規格に対応しており、ステンレス(SUS304)にPVDコーティングを施して汚れを防ぎつつ水はじきも良好! もちろん蛇口や電動ポンプも付属し、専用設計だから一体感もある。

ポンプは90秒で自動停止する。バッテリー内蔵式でUSB充電が可。フル充電で40~50Lの水を出すことができる。

水はボタンを押すだけで出る仕組みとなっている。気になるのは“水圧”だが、強すぎず弱すぎず丁度良い塩梅。キャンプで使用する分には問題なさそうだ。

ワンタッチでオン/オフできる手軽さと、水を電動ポンプでくみ上げるから重いウォータータンクを低い位置にセットできるのもジャグとの大きな違いだろう。37CAMPのユニットコンテナを積み上げれば高い位置に配置できて屈まなくてもOK!

なお37CAMPの代表はクルマの外装部品開発などにも携わっており、様々な素材を使っていたり、精度にこだわれているのも納得。

シンクがあれば「バケツをひっくり返してテントサイトの水回りがビチャビチャ……」なんてことも少なくなるだろうし、例えば食材を洗ったりする野外での調理がスムーズに! 何かと忙しい子連れもファミリーキャンプでも有効だ。またキャンプ場の水場が遠かったり、混んでいたり、そのそもなかったりする場合にも役立つ。

給水タンクや排水用のバケツなどは別途用意する必要がある。※出典「37CAMP」

キャンプのスタイルや楽しみ方は十人十色。『不便を楽しむのがキャンプの醍醐味』という一方で、このシンクのように自宅と同様の装備を整えて充実したアウトドアライフを満喫するのも一興。私的には新しいギアを手にする機会(口実)が一つ増えてうれしい限り!


(問)37CAMP tel:050-5309-8555 https://37camp.com/

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情報提供元: GO OUT
記事名:「 まるで自宅のキッチン?電動ポンプ付きステンレスシンクで快適キャンプを実現【東京アウトドアショー2025】