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Trek Master(ST-331) ¥12870
メーカーの公式画像では、普通はCB缶のロゴもきちんと見えるよう撮影されるが、そうはなっていない。なぜならこのトレックマスターは、CB缶が逆さまに装着されるからだ。
そうして火口をかすめるようにジェネレータを配することで、燃料の「液出し」を実現。一般的なバーナーが「気化出し」なのに対して、液出しにするメリットは何かというと……。
外気温が低くても、ドロップダウンによる火力低下が起こらない。ドロップダウンはCB缶が冷えすぎて、液体ガスが気化できなくなってしまう現象。ならばといっそのこと液出しの燃焼構造にし、極寒の環境下でも問題なく使えるようにしたわけだ。
またガス系ギアで故障するといえば、あのカチカチと鳴る点火装置。これまたいっそのことと廃止することで、故障の原因のひとつを排除した。
こちらの記事で紹介した「タフ缶」でCB缶を山岳仕様にしたSOTOが、今度は液出し構造で山岳に挑む……そんな意欲作がトレックマスターだ。
Trail Tale ¥5830
先ほどのトレックマスターは分離型のバーナーだが、SOTOといえば一体型のシングルバーナーも大人気。名機ST-310の流れをくむ「TriTrail(トライトレイル・ST-350)」は、一体型バーナーの究極モデルと言っていい。
そんなトライトレイル用のミニテーブルが、このたび登場。使用時にCB缶上のスペースを有効活用できる実用性もさることながら、キュートな佇まいは一目惚れ必至だ。
折りたたんで収納する際には、内側にトライトレイルがすっぽりと収まる……ばかりか、丸ごとトライトレイル付属の収納袋に入れることが可能。トライトレイルを保護する役割も担うのは嬉しいところだ。
以上の2アイテムは、5月16日(金)に発売予定。購入はこちらのブランド公式オンラインストアが確実だ。
(問)新富士バーナー tel:0533-75-5000 soto.shinfuji.co.jp/
The post 極寒でもイケるCB缶バーナー。低温問題を克服した、SOTOの革命的山岳モデル。 first appeared on GO OUT WEB.