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大量生産では決して出せない、ハンドメイドならではの風合い。人の手の温もりが宿ったデイリーな洋服を、緑に囲まれた高尾山の麓にある工房から発信しているのが「Botanic Green(ボタニックグリーン)」です。
ヘンプ・オーガニックコットン・リネンをはじめとするナチュラル素材を使ったちょっとエッジの効いたデザインのアイテムに、本藍やヤマモモなどの染料を落とし込むのが同ブランドの持ち味。天然素材の魅力を活かした、ボタニックグリーンならではのワードローブをご紹介します。
クロシェットデニムジャケット ¥31900
着用を繰り返すことでエイジングを楽しめるデニムを使い、アームと身幅ともにワイドに設計したオーバーサイズ。ゆったりとしたシルエットでありながら、程よいレングスの着丈によってバランス感を追求しています。
胸元とバックには草木染で仕上げたワッペンをプラス。さり気なくも大胆なディテールでボタニックグリーンらしい手仕事の美しさを表現しています。
袖口と裾は切りっぱなしの粗野な雰囲気ながら、二重に仕上げているのでほつれることなくタフに着こなせます。また、ボタンはウッドを削り出して木で染色。デニム生地だけでなくボタンも経年変化が楽しめます。
スカジャン ¥22000
アメカジの定番であるスカジャンも、同ブランドが手掛けるとどこか優しく少しユーモラスな雰囲気に。身幅がゆったりとした現代的なシルエットで、左右の配色を切り替えたアシンメトリーなカラーリング。サテン地ならではの光沢感も存在感を放っています。
胸元の左右にはハンドステッチによるワッペンをレイアウト。古き良きスカジャンに用いられているモチーフを、どこかポップに表現しているのがユニーク。
バックに施した太番手でハンドステッチした日本地図のデザインも抽象的。文字やモチーフの柔らかな曲線は手刺繍しか出せないのが特徴です。
POT PANTS ¥28600
ワイドストレートのシンプルなデザインにより、ヤマモモの木の皮で染めた自然体のカラーリングをアピール。よく見ると色が移り変わるナチュラルなグラデーションに。
カラーリングは前述のイエローに加えてブルーも展開。こちらはミロバランと藍を用いて染色され、奥深いグラデーションが味わえます。
ウエストに着こなしのアクセントになる長めのヒモを落とし込んだイージー仕様。リネンとコットンをブレンドしたソフトな素材は、穿いた瞬間から脚に馴染んでくれます。
都会と離れた自然の中で生まれる洋服は、流行に左右されることなく愛でながら永く着用できるものばかり。自然の風合いを最大限に引き出しつつ、毎日の着用にも馴染むデザインと耐久性を備えた同ブランドのアイテムはGO OUT Onlineにて発売中です。
Photo/Sosuke Shimizu、メーカー提供
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