リビングの一角にあるディスプレイ棚&収納スペースは、ターンテーブルとレコードが中心。アナログ盤の音を、より深く楽しむため、ヴィンテージのスピーカーを愛用している。リビングの一角にDJブースを構築するジャッキーさんにとって、チルアウトに欠かせないのがアナログ盤で聴く音楽。「クルマからファッションまで、旧いモノが好きで、レコードもその延長。針を落とす行為も楽しいし、デジタルで聴くよりも、ちょっと贅沢な気がします。それに、アナログ盤は一期一会的な出会いも魅力。ヴィンテージの古着を掘るノリで、レコード屋を巡ったりします」。
洋邦問わず幅広いジャンルを楽しんでいるが、最近はディスニー関係の音源を流すことが多いとか。「先月、子どもが生まれたので、まだ少し早いけど、気がつけば子どもが喜びそうな音楽ばかり選んでます(笑)」。
田口“Jackie”岳佳/デザイナー、縫製士
さまざまなブランドに携わる、アパレル業界の“なんでも屋”。先日、第1子が誕生し、パパになったばかり。「愛犬&親子で公園デビューしたいです」。ダウンベスト/エル・エル・ビーン、ロンT/サブポップ、パンツ/古着、サンダル/スブ
田口さんの愛用品をご紹介。
01. L.L.Beanのダウンベスト
80年代後期から90年代の初頭のダウンベスト。「自宅にいるとき、ほぼ毎日着用しているアイテム。昔、収集していたことがあり、色違いで7着あるので、ローテーションで使っています」。 02. Disneyのヴィンテージレコード
ロックから映画音楽まで、幅広いジャンルのレコードを所有するなか、コレクションしているのが、ディズニー関連のアナログ盤。「絵本とセットになった60年代の7インチを掘っています」。 03. Hayama Log Cabin Coffeeのコーヒー豆とドリッパーセット
職場の近くにある焙煎所、葉山ログキャビンコーヒーのコーヒー豆とギア。「コーヒーは毎朝必ず飲みます。ここは豆も美味しいけど、ギアも愛用中。ほかにない無骨なデザインがお気に入り」。 04. ASTIER de VILLATTEのインセンス
フランスのフレグランスブランド、アスティエ・ド・ヴィラットのインセンス。「ここのお香が好きで、15年ほど愛用し続けています。お香立てはイケアで買った植木鉢。サイズがちょうどいい」。 05. Harlow ICE CREAMの アイスクリーム
神戸発のアイス屋、ハーロウアイスクリームのオリジナルアイス。「いろんな味や種類があるけど、とにかく全部美味しい。パッケージもかわいいから、プレゼントにすることもあります」。 06. LEVI’Sのオリンピックジャージー
84年のロサンゼルスオリンピックの、アメリカ代表の公式ジャージー。「ボクはロス五輪の年に生まれたので、記念アイテムを集めているんですよ。これはルームウエアとして愛用しています」。 07. Rolandのパイプ
愛煙家でもあり、現在は噛みタバコを愛用。その延長でパイプを入手。「40歳になったらパイプで喫煙をしたく、今は練習中(笑)。一生モノとして使えるパイプとして、銀座で買いました」。 08. EARCOLのヴィンテージチェア
英国の老舗家具メーカー、アーコールのヴィンテージチェア。「妻が妊娠中に座れる椅子として、半年ほど前に入手しました。今はボクの読書用チェアとして、サンルームで活躍しています」。 09. SUBUのナンネン
ルーム用サンダルは、焚き火でも使えるスブの難燃モデル。「昔から自宅ではスリッパではなくサンダル派。夏はビルケン、冬はスブが定番だけど、これはキャンプにも持っていきたいです」。
【遠藤さん】ロードトリップ気分を味わえる、世界各国の洋書をノンビリ閲覧。
ジブンで挽いたコーヒーをハンドドリップで淹れるのが朝のルーティン。「最近は、オニバスのシティローストブレンドがお気に入り。タカヒロのドリッパーを愛用しています」。 インテリアスタイリストとして活躍する遠藤さんのチルアウトなひとときは、リビングでノンビリと過ごす、ひとりの時間。「自宅内に事務所スペースもあるので、気持ちの切り替えは重要。リビングは完全なプライベート空間で、ジブンで厳選した家具や小物、植物があるので、居るだけで落ち着きます」。
そんなときは、ハンドドリップで淹れたコーヒーを嗜みながら、ヴィンテージの家具や旅にまつわる本をじっくりと読むことが多い。「クルマで旅するロードトリップが大好きだけど、最近はまとまった時間がとれないので、世界各地の洋書を観て、ひっそりと旅キブンを味わっています(笑)」。
遠藤慎也/インテリアスタイリスト、BOOTSYORK代表
インテリアの選定から空間のスタイリング、モデルルームのコーディネートまで幅広く活躍。自宅もセルフリノベ中。「この冬は久しぶりにスキーをしたい」。セーター/オガワ ヨウヘイ、カーゴパンツ/ヨーコ サカモト、ハット/マーモット
遠藤さんの愛用品をご紹介。
01. GESTALTENのビジュアルガイドブック
ドイツの出版社、ゲシュタルテンによる自然の風景やインテリアを収録した写真集。「この出版社のガイドブックシリーズがお気に入りで、シゴトのインスピレーションを受けることも多いです」。 02. SHOJI MORINAGAのウッドスツール
切り株を削り出した、一点モノのスツール。「アラヘアムという植物屋のサイトで買いました。どこに置いても目立つ、圧 倒的な存在感が◎。サイドテーブルとして使うことが多いです」。 03. D&DEPARTMENT PROJECTのファクトリークッション
奥沢のインテリアショップ、D&Dデパートメントのオリジナルアイテム。「椅子のシートを作ったときの端材を、中綿として再利用したクッション。カラフルな端材の色が少し透けて見えます」。 04. Echo Park Potteryのプランター
アメリカの陶器作家、ピーター・シャイヤーによるブランド、エコパークポッテリーの鉢。「マグカップが有名で、そっちも好きだけど、鉢もお気に入り。植えている植物はディオーンです」。 05. in Practiceのマグカップ
ポートランドのメーカー、インプラクティスの陶器マグカップ。「ウェーブ状のシルエットが手馴染みがよく、湯呑みのような持ち方ができるのがお気に入り。お茶を淹れることもあります」。 06. THE UNIONのウエストバッグ
フォトグラファーの志賀俊祐氏が手がけるブランドの、コンパクトなウエストバッグ。「首から下げても邪魔にならない、絶妙なサイズ感。ワンマイル用のウォレットとして重宝しています」。 07. Y(dot)BY NORDISKのアジャストベルトフリースパンツ
ワンマイルとルームウエアを兼ねた着心地バツグンのフリースパンツ。「少し太めのシルエットだけど、ルーズ過ぎず、野暮ったく見えないのがお気に入り。キャンプに持っていくこともあります」。 08. POSTALCO × karimokuのモーグルスキーチェア
ソリやスキーをモチーフにして作られた、曲線のデザインが美しいチェア。「座り心地がいいけど、後ろから見たシルエットも好み。廃盤になると聞いたので、無くなる前に急いで入手しました」。 09. アフリカ産のテーブルライト
アフリカの作家が作ったハンドメイドのテーブルライト。「博多のインテリアショップ、ライトイヤーズで衝動買いしました。藁のような天然素材で作られたシェードから溢れる光に癒されます」。 10. SONYのラジカセ(CF-1760)
カセットテープとラジオが聴ける、70年代のラジカセ。「友人のDJが作っているミックステープが聴きたくて、3年ほど前に入手しました。今では自宅でいろんなテープを聴いています」。
Photo/Fumihiko Ikemoto Report & Text/Masatsugu Kuwabara
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