まだまだ暑さが厳しいですが、ファッションシーンは早くも2023AWに突入し、新作アイテムが続々と入荷しはじめている様子。今回は、流行に敏感な人気セレクトショップが提案する、見た目も機能も抜かりなし! なボクら好みの最新秋冬コーデをいち早くお届けします。

Vol.1&2はこちらから!

人気ショップに聞いた、秋の着こなし調査。vol.1

人気ショップに聞いた、秋の着こなし調査。vol.2

【FREAK’S STORE】ミリタリーやアウトドアをべースにしたタフなアイテムをカジュアルに再構築。

アメカジをべースにべーシックかつ幅広いスタイルを提案するフリークス ストア。秋冬はダメージデニムやフェイクレザーのアイテムが揃う、“ヤングカジュアル”と銘打ったコレクションを展開している。

〈フリークス ストア 渋谷〉
・東京都渋谷区神南1-13-1
・tel:03-6415-7728
・open:(平日)12:00~20:00(土日祝)12:00~20:30
www.daytona-park.com/

片岡佑太/プレス

片岡佑太/プレス フリークスストアのメンズアイテムを担当するプレス。アクティブな趣味も多く、今年の夏はSUPやテントサウナを満喫。「ピストバイクに乗っているので、涼しくなったらロングライドを楽しみたいです」。ミリタリー×アウトドアをスマートにミックス。ゴアテックスインフィニアムベスト ¥19800/プラスフェニックス×フリークスストア、メッシュニット ¥6996/ヒンソン×フリークス ストア、パーテックス ショーツ ¥15675/フリークス ストア、シューズ:ハイドロモック ¥7700/メレル

そんななかアクティブ派には、ミリタリー×アウトドアを意識したアイテムを用意。「米軍のべストをモチーフに、機能素材で仕上げたベストを主役にしたスタイルだけど、色数を抑えてアーバンな雰囲気を意識しました。秋だからこそ着用できるメッシュニットもポイント。 レイヤリングするアイテムで、いろんな着こなしが楽しめます」。

さらに今秋はガレージブランド、サンゾー工務店のコラボギアをリリースするなど、キャンパーも見逃せないラインナップが多い。

RECOMMENDED POINTS

撥水性と通気性を両立する機能素材、ゴアテックスインフィニアムを採用したベスト。ゆったりしたシ ルエットとミリタリーライクなディテールが魅力。
パーテックス シールド素材のショーツは、通常のポケットとは別に、ベンチレーションにもなるジップポケットを装備。残暑が厳しい秋の外遊びにも最適。

【Hiker’s Depot】シンプルなULハイク系ウエア&バッグをスマートに着こなすアクティブコーデ。

ウルトラライトを日本でイチ早く実践し、提唱してきた土屋智哉氏が オーナーを務める三鷹の人気ショップ、ハイカーズデポ。店内には、実用性を重視して厳選されたUL系アイテムが多く並ぶが、ウエアからギア、行動食まで幅広いジャンルを扱っているため、キャンプや日常で使えるアイテムも揃う。

〈ハイカーズデポ〉
・東京都三鷹市下連雀4-15-33 日生三鷹マンション2F
・tel:0422-70-3190
・open:12:00~20:00 火曜定休
http://hikersdepot.jp

二宮勇太郎/ストアマネージャー

二宮勇太郎/ストアマネージャー ハイカーズデポのストアマネージャーとして活躍する傍ら、トレイルのハンモック泊の有効性を提唱している。今秋は、南アルプスを縦走する予定。「最近はハンモック泊ができるフィールド作りに力を入れています」。UL系のアイテムでスマートにまとめたハイカーコーデは、爽やかな配色もポイント。ウインドリバーAPフーディ ¥25300/ティート ンブロス、ジップオフノットパンツ ¥16500/トレイルバム、シューズ:メサトレイル2 ¥16500/ゼロシューズ、バックパック ¥69300/ハイパーライトマウンテンギア

「今季も変わらず、ULハイクスタイルを提案していますが、個人的にはハイパーライトマウンテンギアのバックパックの新作に注目しています。デザインや素材がひさしぶりにアップデートされ、さらに機能的に進化しているんですよ。バリエーションも多く、キャンプや通勤でも使えるモデルも揃えています」。

9月下旬にはハイカーのために、ハンモックイベントも企画している。

RECOMMENDED POINTS

ハイパーライトの新作モデル、アンバウンド40。 防水性と耐久性を両立する素材、DCH150のボディとダイニーマストレッチメッシュを適材適所で使用。
着用したウインドジャケットはパッカブル仕様。ティートンブロスの限定モデルで、軽量性と防風性はそのままに、丈夫なリップストップ生地を採用している。

【BEAMS】“2000年代”をテーマにストリートとアウトドアを絶妙なバランスでミックス。

べースとなるアメカジ系のウエアも幅広く揃うなか、今秋は“2000年代”をテーマにした機能的なアイテムに注目するビームス

〈ビームス 原宿〉
・東京都渋谷区神宮前3-24-7 1-2F
・tel:03-3470-3947
・open:11:00~20:00 不定休
www.beams.co.jp/shop/h/

和田拓也/ショップマネージャー

和田拓也/ショップマネージャー ビームスを代表する店舗のひとつ、原宿店のショップマネージャーとして活躍。高身長を活かしたストリートライクな着こなしに定評あり。「今秋はいろんな古着屋やセレクトショップ巡りを楽しみたいです」。カモジップフーディ ¥25300/フューチャー アーカイブ、ウインドプルーフジャケット ¥17380/ナイキACG、ソフトブリムキャップ ¥9350/ガーベージ、ソックス ¥4950/ウィニッチアンドコー×ビームス、シューズ:XAプロ 3D ミッド GTX ¥30800/サロモン×ベターギフトショップ

「原宿店はストリートとアウトドアをバランスよくミックスしたスタイルを提案しています。ナイキACGのアウターをラフに着用したり、ミドルカットのシューズを取り入れたり。デザインやシルエットは90年代っぽいけど、素材や機能性は最新鋭なので、実用性もあります」。

秋にはティンバーランドのスリーアイの別注が控えているなど、話題性のあるアイテムも用意。「今年も冬の定番となっているマーモットの別注アウターを企画しています。そちらは10月以降にリリースされる予定なので、ぜひチェックしてみてください」。

RECOMMENDED POINTS

ミッドレイヤーとして取り入れたナイキACGナイロンジャケットは、軽量かつ防風性に優れた1着。フードの一部と袖がゴム仕様なのでストレスフリー。
人気のXAプロシリーズのミッドカットは、カナダのショップ、ベターギフトショップが別注したモデル。 イエロー×ブラウンの秀逸なカラーリングが新鮮。

【BAMBOO SHOOTS】アメカジとUL系アイテムを融合した、山歩きを意識したコーディネートを発信。

中目黒を代表する老舗セレクトショップとして、この秋25周年を迎えたバンブーシュート。今季は、山歩きを意識したセレクトを展開しているが、アウトドア×ファッションをイチ早く提案してきたショップだけに、日常の延長でスタイリッシュにトレッキングを楽しめるアイテムを揃えている。

〈バンブーシュート〉
・東京都目黒区上目黒1-5-10 中目黒マンション107号
・tel:03-5720-1677
・open:12:00~19:30 無休
bambooshoots.co.jp/

大田一稀/店長

大田一稀/店長 ファッションと山をこよなく愛するバンブーシュートの若き店長。休日は、関東近郊のトレイルスポットで、デイハイクを楽しんでいる。「今秋は、40年ぶりに復活した、北アルプスの伊藤新道に行きたいです」。シャンブレートレックシャツ ¥28600/マウンテンリサーチ×バンブーシュート、メリノウールショートスリーブポケットTシャツ ¥13200/バンブーシュート、マウンテンカーゴクライミングパンツ ¥20900/ロックス×バンブーシュート、シューズ:ローンピーク7 ¥22000/アルトラ、バックパック:ウルトラドラゴンフライ ¥51700/ULAイクイップメント

「機能性を意識したUL系のスタイルに、バンブーシュートらしいアメカジの要素をプラスしています。山歩きをして、そのまま街でも遊べるような着こなしです」。今春には、ディレクターの甲斐氏を中心にしたハイキングクラブも発足。実際に山歩きを楽しみつつ、アメリカの匂いがするUL系のプロダクトを揃えていく予定。「誰でもウェルカムなので、気軽に参加してみてください」。

RECOMMENDED POINTS

アメリカ・ユタ州のULブランド、ULAイクイップメントのバッグは、最新鋭の機能素材、ウルトラファブリックを採用。圧倒的な強度と軽量性を両立している。
アルトラの定番モデル、ローンピークの最新モデル。本格的なハイクシューズながら、街履きとしても映えるデザインとクリーンなトープカラーが印象的。

The post 人気ショップに聞いた、秋の着こなし調査。vol.3 first appeared on GO OUT.

情報提供元: GO OUT
記事名:「 人気ショップに聞いた、秋の着こなし調査。vol.3