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三菱ふそうトラック・バス(以下 MFTBC)は、小型 トラック「キャンター」をリモートオフィスとして利用できるように改造したコンセプト車両「NOMADPro CANTER(ノマドプロ・キャンター)」を公開した。「自然が持つ癒しの力を活用すること」をコンセプトとした「NOMADPro CANTER」は、移動式の快適な仕事場を提供し、リモートワークの新しい生活様式を実現する。
「NOMADPro CANTER」は、国内外で多岐にわたる用途で活用されている「キャンター」のウィング架装で2輪駆動のモデルをベース車両として使用されている。同コンセプト車両は、リモートワークを車内で快適に行える設備を備え、車両の新たな活用の可能性を提示する。「NOMADPro CANTER」は、可動式で簡単に収納できるテーブルとベンチを設置し、2名が働けるワークステーションでリモートワークをすることができる。
また、可動式のベッドのほか、キッチン、洗面台やシャワールームも装備し、仕事を終えた後には車内で休憩や寝泊りができる。コンパクトな空間ながら、車両右側のウィングをフルオープンにすることで開放感も得られ、仕事を行う際にも身近に自然を感じることができる。
「自然が持つ癒しの力を活用すること」をコンセプトとした「NOMADPro CANTER」は、移動式の仕事場を提供し、リモートワークの新しい生活様式を提供する。コロナ禍で急速に普及したリモートワークやデジタルノマドと呼ばれる場所を問わない働き方は、これまでのオフィスワークの定義を世界的に覆して働き方を再定義し、通勤時間の削減やより柔軟な働き方などの多くの恩恵をもたらした。
その一方で、在宅での勤務は運動不足や社会的孤立につながる可能性があるとも言われている。MFTBCはコロナ禍以前から導入しているリモートワーク制度や「NOMADPro CANTER」を通じて、社員のワークライフバランスや心身の健康維持のサポートを推進することもできる。
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