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シトロエンC3と同じ「PF1」プラットフォームを使って仕立てられたコンパクトSUVのC3 AIRCROSS SUV(C3 エアクロス SUV)は、ひと世代前の車体でありながらなかなかの完成度を堪能できます。
大きめのロールを伴いながらも粘り強く路面を捉え、山道でも駆け抜けていきます。C3よりも後席や荷室が広い利便性も魅力でしょう。
そのC3 エアクロス SUVに、2021年4月30日、特別仕様車の「C3 AIRCROSS SUV SURF EDITION by RIP CURL」(C3 エアクロス SUV サーフエディション・バイ・リップカール)が設定され、5月1日に発売されました。
今回の特別仕様車はグローバルで展開される仕様で、サーフブランドの「RIP CURL」とコラボにより誕生。5年に渡るリップカールとシトロエンのコラボにおいて初めて日本市場に投入されるモデルでもあります。
エクステリアからチェックするとボディカラーに「グリ アルタンス」、ルーフとルーフレールに「ノアール ペルラネラ」が使われています。
さらに、アクセントカラーとしてゴールドを彷彿とさせる「リップカール・アルマイト・オーカー・カラー(マットイエロー)」を配置。強烈でエネルギッシュなマットイエローは、サーフィンの世界で見られる砂丘や太陽の光からインスピレーションを得たものだそう。
マットイエローは、ヘッドライトベゼルをはじめ、ドアミラー、ブラックの16インチホイールのセンターキャップにも採用されています。さらに、メタリックグレーとブラックのボディにマットイエローが映えるボディサイドには、「RIP CURL」のブランドロゴがフロントドアに用意されています。
また「C3 エアクロス SUV」の特徴のひとつであるリヤクオーターのベネチアンストライプに代わって「RIP CURL」ロゴが備えられています。
インテリアも同様に、専用のダークグレーファブリックにブラックテップレザーとマットイエローのアクセントカラーの組み合わせ。エクステリアと呼応するかのようなグラフィカルなコーディネイトになっています。
通常モデルではファブリック張りとなるダッシュボードは、ダークグレーのテップレザーが張られ、タフなイメージを強調。
装備も充実していて、1.2L直列3気筒エンジンは、カタログモデルから最高出力が110psから130psに、最大トルクは205Nmから230Nmにパワー、トルクともにアップ。加えて「SHINE」グレードでパッケージオプションを選択しないと装着されない「アドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)」が搭載されています。
同装備は、FFでも高い機動力が得られるもので、トラクションコントロールとブレーキLSDを高度に統合制御。SUVとしての本格的な走破性能を発揮するアドバンスドグリップコントロールの「サンドモード」選べば、サーフスポットまでの移動も容易にできそう。
「C3 AIRCROSS SUV SURF EDITION by RIP CURL」のボディサイズは、全長4160×全幅1765×全高1630mm。価格は305万9000円です。
(塚田勝弘)
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